韓国ドラマ「梨泰院クラス」(読み方:イテウォンクラス)第7話のあらすじ&感想です。
出演:パク・ソジュン、キム・ダミ、アン・ボヒョン、キム・ドンヒ、イ・ジュヨン、クォン・ナラ
前回のストーリー
セロイが一人で始めた「タンバム」に、イソ、スングォン、ヒョニ、グンスという素晴らしい仲間たちが合流した。
そのメンバーたちの前で、セロイは「タンバムを国内シェア1位の飲食店にする」と宣言した。
一方で、チャン会長と自分の間で板挟みになり、スアが苦しんでいることを知ったセロイは、「俺の手でチャンガを終わらせてみせる」とスアに告げ、チャンガの株を大量に購入。
それを知ったチャン会長は・・・
Contents
「梨泰院クラス」第7話 あらすじ
チャン会長「タンバム」来店
セロイが「チャンガ」の株を保有していると知ったチャン会長は、グンウォンとスアを引き連れて、「タンバム」を訪れた。
10年振りに会ったセロイに、会長は「店を経営しようが、株を保有しようが、私には叶わない」と、釘をさす。そんな会長に「いつか必ず俺に土下座する日が来るはずだ」と反発した。
会長が帰った後、セロイは高校時代の友人、ホジンに連絡を取った。
ファンドマネージャー、ホジン登場
高校時代、グンウォンを殴り、退学処分になったセロイ。そのグンウォンにいじめられていたのがホジンだ。
3年間のイジメを耐え抜き、有名大学の経済学部に入学したホジンは、今では有能なファンドマネージャーとして活躍している。
父が亡くなった際に下りた死亡保険金で、セロイが購入したチャンガの株などを運用することで、セロイの夢を応援するホジン。
彼は「チャンガ」ナンバー2のカン理事のファンドマネージャーも務めている。
密かに「チャンガ」のトップの座を狙うカン理事。ホジンを介して彼女と会ったセロイは「将来、チャンガの株を保有し、役員になったあかつきには、会長の後継者としてカン理事を推します」と宣言。
「数十億の株を保有したところで、大した役に立たない」と、冷たく突き返されるも、生前親しくしていたセロイのよしみで、
「タンバムに会長が足を運ぶほどの存在になったら、あなたの可能性にかけてみるわ」との言われていたのだ。
デヒ会長がタンバムに来店したことで、見事、そのミッションをコンプリートしたセロイは、ホジン、カン理事と会い、「チャンガを乗っ取る」という同じ目標に向かうことで一致した。
イソにすべてを打ち明ける
多数の株主から信頼を得ているデヒ会長を引きずり下ろすことは容易ではない。
そこで、その信頼を揺るがすために、セロイは、かつて父のひき逃げ事件を捜査したオ刑事を訪ねることにした。彼は事件の全容を知りながらも、上からの圧力で真実を隠蔽した人物だ。
現在は、刑事を辞めて、田舎で農業をしながら「タンバム」に野菜を卸している。
タンバムメンバーに「今日は店を任せる」と言って、外出するセロイ。セロイのことが気になったイソは、「社長の力になりたい」と、田舎までついて行くことに。
道中、チャン会長やグンウォンとの関係、ホジンとの出会い、復讐の計画など、すべてを話すセロイ。じっと耳を傾けて聞くイソ。
セロイの傷跡
家を訪ねてきたセロイを見るなり、顔色が曇るオ刑事。
セロイは「自首して、すべての真実を明らかにしてほしい」と頼むが、彼は「幼い娘が一人になってしまう」と泣きながら詫びて、拒んだ。
セロイとオ刑事が外で話し込んでいるうちに、すっかり日が暮れてしまった。
セロイを待っている間に、部屋でうとうとしていたイソ。「遅くなる前に帰ろう」と呼びにきたセロイに「膝がなかったら眠れない」と彼の膝に頭を置いた。
セロイの腕にたくさんの傷跡があることに気づくイソ。
遠洋漁業や土方をしていた時のものだというケガの跡に、これまでの彼の孤独や苦しみを感じたイソは涙を流した。
そして、セロイへの気持ちが愛であることを確信した。
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「梨泰院クラス」8話 感想 〜つらい過去を力にできる自分を目指して〜
1話で、グンウォンに牛乳をかけられていたホジンが再登場しました。
つらかった過去を乗り越え、有能なファンドマネージャーとなったホジンのこの10年間の歩みは描かれていませんが、現在の彼の姿に、とても勇気をもらいます。
「学校生活がつらくて、屋上に上ったこともある」というセリフがありましたが、それでも生きることを選択したからこそ、そして歯を食いしばって努力したからこそ、今の彼がいると想像できるからです。
思い出すだけで闇に引き込まれそうになるつらい過去は多かれ少なかれ、誰にでもあるのではないでしょうか。
プロフィールに少し書きましたが、私にもあります。
以前は、思い出したくもない過去でしたが、時間が経つにつれて、最近は「つらいこの過去のおかげで、今のこの幸せな自分がいる」と、思える日が来るかもしれないと思えるようになりました。
だからこそ、ホジンの姿に、そしてセロイの姿に、勇気をもらい、励まされます。
ただ、じっと待っていても、多分来ない。だから、セロイのように努力をして、そしてホジンのように(ドラマで描かれてはいなかったけれど)努力をして、一日一時間一分一秒を大切にしながら、生きていきたい。
梨泰院クラスを見るようになってから、特に強く、そう思うようになりました。
このドラマを見るようになってから、私も何か変わらなければと思い、朝五時に起きるようになりました。早起きが苦手な私ですが、今日でなんと1週間になりました。このまま習慣化して行くつもりです!
1本のドラマとの出会いで、人生は変わる。ドラマってすごい!