韓国ドラマ「梨泰院クラス」(読み方:イテウォンクラス)第10話のあらすじ&感想です。
出演:パク・ソジュン、キム・ダミ、アン・ボヒョン、キム・ドンヒ、イ・ジュヨン、クォン・ナラ
前回のストーリー
移転した先でも売り上げを伸ばしているセロイは、会社を設立することに。社名は「株式会社I.C(梨泰院クラス)」に決定した。
一方、チャン会長はセロイを潰すため、イソをスカウトするが、あっさり断られてしまう。
父がイソを引き抜きたがっていると知ったグンウォンは、イソを誘いカフェへ。そこで、イソに誘導されるがままに、過去のひき逃げ事件のことをペラペラ喋ってしまう。
その自白をすべて録音していたイソは
「私は社長のことを愛してるの。でも、社長はチャンガのことで頭がいっぱい。ウザいから消えてくれる?」
と吐き捨て、店を出た。
Contents
「梨泰院クラス」第10話 ネタバレあらすじ
逆上したグンウォンは・・
イソを追いかけ、梨泰院のど真ん中で彼女の頬を思いっきり殴った。
イソは通行人に助けを求めるが、グンウォンは金にものを言わせ、誰も近づけさせない。
「携帯を渡せ」とイソに掴みかかったその時、グンウォンが殴り飛ばされた。
イソが顔を上げると、セロイの姿が!
「社長、録音しましたよ! 事故のこと、全部そいつに吐かせましたから! これで再捜査してもらえますよ!」
一刻も早く伝えたかったイソは、興奮した様子で携帯を差し出した。
しかし、セロイはイソの頬が腫れていることにしか目に入らない。
「顔、どうした・・?」セロイにそう言われて、初めて頬の痛みを感じるイソ。
頭に血が上ったセロイは、「お前がやったのか?」とグンウォンを睨みつけ、殴りかかろうとするが、今度はイソが冷静にセロイを制止する。
警察に連行されていくグンウォン
「私は大丈夫です。心配して、怒ってくれただけで十分です」
切った口の中を痛そうにしながら、そう告げるイソに「悪かった、ごめんな」と言って、やさしく抱きしめるセロイ。
グンウォンの事件再調査
この暴力事件は、テレビのニュースでも大きく取り上げられた。
「チャンガグループ二世による2度目の暴力沙汰」に加え、イソが音声ファイルをSNS上で公開したことで、グンウォンの「ひき逃げ」疑惑が持ち上がったためだ。
報道を目にしたオ刑事もついに自首することを決意した。
こうして、グンウォンは書類送検されることになった。
チャンガグループの危機
何としてでも事態の収束を図りたいチャン会長は、弁護士を雇い、グンウォンが嫌疑不十分で不起訴になるよう、動いていた。
しかし、世間の非難の的となったチャンガグループの株価は大暴落。株主からは、グンウォンを切らないチャン会長への不満の声が上がっていた。
これをチャンスと捉えたセロイとカン理事は、チャン会長の動向を見守る。
万一、グンウォンを会社に残す判断をした場合、チャン会長の代表取締役解任を申し立てるつもりでいるのだ。
チャン会長の告白
チャンガの株価暴落が続く中、スアは、
「会社のためにも、会長の手でグンウォンを切るべきです」と進言する。
しかし、チャン会長は、貧困のために弟妹を失ったつらい過去を話しながら告げた。
「家族を守るために築き上げたのがチャンガだ。息子を追い出すことなど、到底できない」
セロイ・カン理事 VS チャン会長
スアと会長の会話を聞いていた秘書が、その内容をカン理事に密告した。グンウォンがチャンガに留まることを知ったカン理事は、チャン会長の解任を求めて「株主総会」を開くという大勝負に出た。
株主総会当日、グンウォンが会長室を訪れた。
「今から検察の取り調べに行ってきます。弁護士の言う通りに供述すれば、明日から平常に戻るはずです。今日の総会・・・、父さんも頑張ってください」
申し訳なさそうに話す息子に、チャン会長は
「後継者にするために、厳しいだけで、これまで一度もやさしくしてやれなかったな」とグンウォンを抱きしめた。
グンウォンを見送った会長は、「さあ、行こうか」と冷酷な表情でスアに告げた。
チャン会長の謝罪会見
自身の解任が議案にあがった株主総会を4時間後に控えたチャン会長は、大勢のマスコミを呼び、突然、謝罪会見を開いた。
不意を突かれたセロイとカン理事は、テレビ越しにチャン会長を注視する。
「先日、息子が私に告白しました・・・、10年前のひき逃げ事件を起こした、と。息子の罪は息子に償わせます。ひき逃げ事件でお亡くなりになった方、そのご遺族に、心から謝罪します」
涙ながらに謝罪の言葉を述べ、土下座をするチャン会長。
嘘にまみれたチャン会長の姿を目の当たりにしたセロイは、衝撃と憤りのあまり、トイレに駆け込み、嘔吐した。
この後、行われた株主総会で、チャン会長の解任案は否決され、カン理事は地方に左遷されることに。
一方、父親に告発されたグンウォンは、懲役7年の判決が下された。
翌日、セロイは初めて父の墓参りをした。
「ずっと来れなくてごめん。面目がなくて・・」と、グンウォン判決の新聞記事をお墓の脇にそっと置いた。
「こんな出来損ないの息子だけど、いい人たちに囲まれているから、心配せずにゆっくり休んでください」
そう言いながら、父に焼酎を供え、自分も一口含んだ。
「酒の味はどうだ?」
あの日、父と酒を酌み交わした日のことがよみがえる。
セロイは涙をこらえながらつぶやいた。
「まだ、苦いです・・・」
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梨泰院クラス 第10話 感想
裏切りにつぐ裏切りの連続で、展開が早く、見応えがありました。セロイやカン理事どころか、自分の息子まで陥れるとは!
腹わた煮えくりかえるほど憎たらしいチャン会長役のユ・ジェミョン、演技に脂がノってて、ウマい! グンウォンと視線だけで会話をするシーンも、鳥肌モノでした。
遠くから父の姿を見つめながら、涙を流すアン・ボヒョン(グンウォン役)もそれに負けないすごい演技でした。
梨泰院クラスは、主役のパク・ソジュンもすごいけど、個性ありすぎる脇役がみんな演技うますぎる。
ユ・ジェミョンといえば、「ミセンー未生ー」や「恋のスケッチ〜応答せよ1988〜」、「花郎」など、いろんなドラマで見かける味のある俳優さんですが、これまで見た作品の中で、チャン会長が一番ハマリ役のような気がします。
というか、最初、ユ・ジェミョンと気づきませんでした。
まだ40代後半なのに、70代のチャン会長に何の違和感もないところがすごい。ちなみに、衣装も老人メイクも本人のアイデアだとか。
グンウォン役のアン・ボヒョン、イソ役のキム・ダミ、スア役のグォン・ナラも、回を追うごとにどんどん演技が進化しています。
そんな中、セリフ棒読みの人1名がやや気になって仕方ない今日このごろですが、今後に期待です。
雑誌で「梨泰院クラス」の名ゼリフや見どころを大特集!
「韓国TVドラマガイド別冊プレミアム沼落ち厳選130作! 」で、梨泰院クラスが大特集されています!
・全話見どころ
・名ゼリフ選
・パク・ソジュンインタビュー
など
グラビアで振り返ると、映像とはまた違う感動がありますね!
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Amazon見たら次回入荷待ち。お早めにポチるのおすすめデスヒョンビンの過去インタビューから振り返る特集と、梨泰院クラスの名台詞集がツボでした。ヒョンビン歳とらねえ
韓国TVドラマガイド別冊 プレミアム沼落ち厳選130作! (双葉社スーパームック) pic.twitter.com/AtX6ccdB4f
— 岡崎暢子 韓日翻訳・編集 (@kotepuyo_kamo) September 19, 2020