「100日の郎君様」ロケ地巡り第2弾、今回は主要ロケ地、大今長パークの探訪レポをお届けします!
「100日の郎君様」ロケ地 大長今パークまでの行き方
韓国一の広さを誇る時代劇撮影所「大長今パーク」では、「100日の郎君様」の都のシーンや王宮のシーンなど、数多くの場面が撮影されたそうです。ということで、大長今パークへ、ロケ地巡りに行って来ました。
大長今パークは、京畿道の龍仁(ヨンイン)に位置。まずは、地下鉄3号線「南部ターミナル」駅5番出口のすぐ目の前にある建物「ソウル南部バスターミナル」へ。
ここから市外バスで「白岩ターミナル」まで行きます。まずは窓口で「白岩(ペガム)」までのチケットを購入。
チケットに記載してある乗車ホーム18番ホームから、バスに乗り込みます。ありましたありました!このバスです。
バスに揺られること1時間半、「白岩ターミナル」に到着しました。バスターミナルといってもすごく小さい・・・。というか、売店に看板がかかっているだけのバス停です。
さて、ここから「大長今パーク」までは、市バスが走っているのですが、時刻表を見ると、バスが次に来るのは2時間後・・・・。ということで、「白岩バスターミナル」向かいの農協銀行前からタクシーに乗りました。
田舎道を山の方へずんずん進んで行くこと30分、大今長パークの入り口に到着。タクシー料金はちょうど1万ウォン(約900円)でした。
「100日の郎君様」のロケ地、大長今パークに到着!
山に囲まれた、すごくのどかな場所です。まあ、これだけの大規模の撮影所は、街中に作ることはできませんよね。
入り口で入場チケットを購入。券売所の方がすごく日本語が流暢だったので、「日本語お上手ですね〜」と話しかけたら、日本の方でした^^;
早速、中に入ると、デカイ看板がドドーン!
「イ・サン」「善徳女王」、「トンイ」、「チャングムの誓い」、「太陽を抱く月」の主人公たちのお出迎えです。撮影所に来た実感がわきます。
さらに進んで行くと、突如、目の前に現れる「昌德宮 仁政殿」のセット。セットというには壮大過ぎます。
数々の韓国時代劇に登場したこの建物。「100日の郎君様」では、第1話の初っ端の暗雲が立ち込める中、ユルが戦場に向かおうとしている緊迫したシーンに登場しました。
「昌德宮 仁政殿」を見終えて、奥に進んで行くと、「これ、ドラマに出て来た!」という建物が次々と登場します。
まずはここ。渡殿(建物と建物をつなぐ橋)。王宮の外へ出ようとするユルを王がとがめるシーン(第15話)に登場しました。
そしてこちらは、遠くにムヨンの姿を見つけた世子嬪と、世子嬪の微妙な動揺に気づいたユルのシーン(13話)など、ユルと世子嬪の数々のシーンに登場していました。
世子嬪の「フラつくふりをするシーン」がよみがえります。ドラマを見ている分には、広く感じましたが、意外とこじんまりしています。
「王宮セット」の隣の「市場通り」に行く途中に、検問所を発見!ここは、都にやってきたホンシムとヨン氏が、検問官に怪しまれているところを、ジェユンが助けた場所(第13話)。
この検問所の前方は、市場になっています。
人も物もなく、閑散としている「市場通り」を歩きながら、ドラマに出てきたものはないかとキョロキョロしていると・・・
見覚えのあるこの外観・・・。えっ!? もしかしてもしかして!?
やっぱりそうでした!都に来たホンシムが兄を探すために町中に貼りめぐらせた貼り紙(第13話)です!!!
撮影からずいぶん時間が経過しているのに、痕跡が残っているなんて感激でした! こういう予期せぬ出合いがあるから、ロケ地巡りは楽しいです。
「市場通り」をあとにして、立派な両班の邸宅が並ぶエリアへ。ここの一角に、左議政キム・チャオンの私邸として使われた建物がありました。
この外観、何度もドラマに出てきました!!そして建物前の通りは、男に首を絞められているホンシムがユルに助けられたシーンが撮影されました(第14話)。
そして、キム・チャオン私邸前で撮影されたシーンといえば、こちらも忘れてはいけません!
私邸の前にあるこの石階段では、ホンシムの頼みで、ソンジュヒョンの村人3人が扮装し、キム・チャオン邸に入ろうとするシーンが撮影されました(第14話)。14話は感動的な場面や、切ない場面が多かった中、箸休め(?)的なシーンでした。
キム・チャオン邸の門をくぐってみると
ムヨンを探すためにチャオン邸に侵入したホンシムが、帰宅したキム・チャオンとばったり出くわすシーン(第14話のラスト)のロケ地が目の前に広がります。
また、ここではユルとキム・チャオンが剣を交えるシーン(第15話)も撮影されました。
キム・チャオン邸は、ドラマで見ていた通り、広くてとても立派でした。
チャオン邸をあとにして、向かった先は「花郎演武場」。 今回、「大長今パーク」を訪れた目的は、この建物を一目見たかったからです!
うわ〜、ドラマで見たそのまんまの規模です。とにかく広い!!
ここは、ユルが自分の身代わりになって亡くなったトンジュを回想するシーンに登場しました(第15話)。
孤独を抱えて生きて来た世子ユルによって、トンジュがどんな存在だったかがよくわかる場面でした。この回想シーンが何度見ても涙が出ます。
まとめ
「100日の郎君様」の主要ロケ地、「大長今パーク」の探訪記、いかがでしたか?広い敷地内には、ドラマに登場した場所がたくさんあり、見応えありました。
ソウルからのアクセスは、何度が乗り換えが必要ですが、がんばって行くだけの価値はあります。
ちなみに、「大長今パーク」から「白岩バスターミナル」までは、小型バスが1〜2時間の間隔で発車しているので、あらかじめ帰りのバスの時刻を確認してから、見学するのがおすすめです。(バスを逃すと、タクシーを呼ばないといけません)
見学時間はじっくり見てまわるなら3時間、急ぎ足でも1時間半ほどは確保するのがおすすめです!