100日の郎君様

100日の郎君様 1話感想 &ド・ギョンス( D.O.)ドラマ秘話

100日の郎君様1話ネタバレ感想

韓国時代劇「100日の郎君様」の第1話あらすじとネタバレ感想、時代解説、動画配信の無料視聴方法をお届けます。

SUI
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演技に定評があるド・ギョンス(EXO D.O)が時代劇に初挑戦ということで、期待が高まります

出演:ド・ギョンス(EXO D.O)、ナム・ジヒョン、キム・ソンホ、ト・ジハン

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韓国時代劇「100日の郎君様」第1話 ネタバレあらすじ

時は朝鮮王朝時代

暗雲が垂れ込める草原を、馬で駆ける次期王位継承者のユル。そのユルの前に、側近のチョン・ジェユンが立ちはだかり、戦へ向かうのを制止する。しかし、既に覚悟を決めているユルは、聞く耳を持たず、馬に強く鞭打ち、戦地へと駆けてゆくー。

さかのぼること、16年前

王族の子である幼いユルは、武士ごっこに明け暮れる日々。

ユルは、階層が低い奴婢のマッケをいじめて遊んでいると、不意に後ろから頭を小突かれる。「一体誰だ!」と振り返ると、きれいな韓服に身を包んで、こちらをにらみつけるイソの姿が

「弱い者いじめするのは、武士じゃなくて、マヌケがすることよ!」と、イソはユルに勢いよく言い放ち、泣いているマッケの手を引いて、去っていった。その姿に圧倒されるユルと親友のトンジュ。

「100日の郎君様」1話ネタバレと感想

イソは、王を警護する内禁衛の長、ユン・ブジョンの一人娘。お裁縫よりも、剣を振り回して遊ぶのが好きな、明朗活発で正義感の強い少女。

ある日、ユルは、イソを脅かすため「マッケが人食い男にさらわれた」と嘘をついて、山の中の大男の家に彼女を呼び出した。家を恐る恐るのぞくと、斧を持った大男の姿が! 怖くなったユルとトンジュは、イソを残して、逃げてきてしまう。

その日の夕方、外はどしゃ降り。
家に戻ったユルは、イソのことが気になって仕方がない。意を決して、暗い山道を一人走りながら、大男の家に向かう。そして、庭から中をそっとのぞくと—

大男と仲良くなり、鶏肉を食べているイソの姿が!

ホッと一安心するユル。そして、階級や身分に関わらず、誰とでも仲良くできるイソに好意を抱く。

帰り道、満開の桜の中を並んで歩く二人。

「100日の郎君様」1話ネタバレと感想

イソを迎えに行く途中、急ぐあまり転倒してケガをしたユル。イソは、自分の赤い髪飾りをほどき、ユルの腕に巻いて手当てをする。そんなやさしいイソに、ユルは思わず「将来、お前と結婚する」と宣言する。

「100日の郎君様」1話ネタバレと感想

この日以来、イソによく見られようと、ユルは、儒教の入門書「小学」を読みながら、勉学に励む。

ある日、母がきれいに洗ってくれたイソの赤い髪飾りをたずさえて、イソの家を訪ねた。「小学を10日間で読み終えた」と自慢げにユルが伝えると、頭をやさしくなでるイソ。そして、ユルが、髪飾りを返そうとしたその時—

何者かがイソの家の大門を荒々しく叩いた。イソは、「ここから動かないで」とユルに言い残して、使用人たちと一緒に、門の方へ。

用件を尋ねる前に、刀を持った男たちが門を突き破って中に入り、使用人を斬りつけた。次にイソを斬ろうとしたその時、イソの父、ユン・ブジョンがそれを阻んだ。

そして、兄のソクハに「イソを連れて逃げろ、そして生きのびろ!」と伝え、自ら盾になる。そんな父を残して立ち去れないイソだが、兄に強く手を引かれて、泣きながらその場を離れる。

男たちと戦う父と使用人たち。
しかし、使用人は次々斬られ、ユルが一緒に遊んでいたマッケまでもが無惨に殺されてしまう。

ユルは目の前で何が起きているのかわからないまま、何もできず立ちすくむしかなかった。

ユン・ブジョンが絶体絶命の中、王の返り血を浴びた一人の男が現れた。ユルの父に謀反を持ちかけた家臣、キム・チャオンだ。

イソの父ユン・ブジョンの戦友であったはずのキム・チャオンが、とどめを刺した。そして、家来たちに「一人残らず皆殺しにしろ」と指示をする。

この残酷な状況を一部始終見ていたユルは、イソを逃がすために、男たちの前に立ちはだかり、「あの者たちを追うな!追うなら、王族の名にかけて処罰する」と無我夢中になって叫んだ

そんなユルを、キム・チャオンは片手で抱きかかえ、ユルの父のもとへ連れて行く。父の姿を見つけたユルは、駆け寄り、必死に父に助けを乞う。しかし、次の瞬間、信じられない言葉を耳にする。

キム・チャオンが父の前でひざまずき、こう告げたのだ。

ご命令通り、すべての者を葬りました。今、この時から、世は殿下のものでございます

王宮

ユルが不安げに立っている。王宮のどこにも母の姿が見当たらないのだ。

女官が、王位継承者の衣装である紫色の龍袍を、ユルに着せようとするが、母上が帰ってくるまでは、何もしないと叫び、その場から走って立ち去る。

その頃、ユルの父と、キム・チャオンが密談を交わしていた。

望むものを与えようと告げるユルの父に、キム・チャオンは、朝鮮王朝第二位の官職であるチャオンになること、そして自身の娘とユルを政略結婚させ、時期国王の義父になることを望んだ。戸惑うユルの父に、キム・チャオンはさらに続けた。

ユルの母が、山寺に向かう途中に足を踏み外し、転落して死去した、と—。

そのことを聞いてしまったユルは、泣きながら母のもとへ行こうを走り出す。しかし、広い王宮を走っても走っても、外へ出ることができず、女官に取り押さえられてしまう。

キム・チャオンは、泣きじゃくるユルにゆっくりと近づき、「未来、王になるのですから、私的なことで涙してはなりません」となだめる。「王になどなりたくない!」と必死で抵抗するユルの腕を強くつかみ、「お泣きください。それができるのは、今日限りです」とユルに告げ、その場を立ち去る。

「お母様! お母様!」と泣き叫ぶユルの悲しい鳴き声が、王宮に響いたー。

16年後のユル

100日の郎君様1話ネタバレ感想

笑顔など、遠い昔に忘れてしまったかのような、冷淡な目をした世子に成長したユル。

気難しい性格で、口グセは「不愉快極まりない」

その上、勝気な性格で「数ヶ月間、雨が降らないのは、陰陽(男女)が調和しないからです」と、政略結婚した世子嬪と寝床を共にしないことを指摘されると、「結婚適齢期を過ぎた20歳以上の男女を全員、今すぐ結婚させよ」と、無理難題な命令を下す始末。

そんなユルは、体調が優れない日が多く、ある日、意識を失ってしまう。

ユルが倒れたと知らせを聞いた王妃は大喜び。自分の実の息子であるソウォン大君を世継ぎにしたいと企んでいたのだ

王宮では、王妃と、ユルを王にしたいチャオンが、権力抗争が繰り広げられていた。

それぞれの思惑が渦巻く王宮で、10日間、意識を失ったままのユル。しかし、実は、病のふりをしていただけだった。毎日、飲んでいる韓方薬が、体調が悪化させていたことに気づいたユルは護衛武士のトンジュと一緒に、毒殺犯を探しはじめた

怪しい医女を突き止めたユルとトンジュ。しかし、誰に命令されたのか吐かせようとしたその時、目の前で医女を殺されてしまい、刺客も逃してしまう。

その頃イソは・・・

ホンシム」と名を変え、庶民のヨン氏の娘として、明るく、強く、たくましく、ソンジュヒョンという村で暮らしていた

そんなホンシムにも、「適齢期を過ぎた男女は全員結婚せよ」というユルの命令が下るが、ソンジュヒョン最高齢独身女性のホンシムは、一人で必死で抵抗している。

ある日、ホンシムは一人都へ行く。
16年前に生き別れた兄のソクハと「離れ離れになったら、満月の日に毛塵(モジョン)橋で会おう」と約束していたのだ

かつて「イソ」だった頃のように、きれいな服を着て、兄との約束の場所にやってきたホンシムは、橋のたもとに咲いていた美しい桜を見て、しばし、幼い頃のユルとの記憶を思い出していた。

刺客を逃し、王宮に戻る途中のユルも、桜に目が止まる。ふと、視線を橋のたもとに向けると、桜の下に美しいホンシムが。ユルは、ホンシムに、かつてのイソを面影を見つけ・・・。

 100日の郎君様 第1話 解説(時代について)

フュージョン劇なので、はっきりした時代設定はないようですが、ユルの父は、朝鮮王朝第11代国王中宗(チュンジョン)がモデルではないかといわれています

というのも、朝鮮王朝史上最悪の暴君との異名を持つ第10代国王の燕山君をクーデターで倒し、王位に就いたのが、中宗だったからです。

また、ドラマの中で、ユルの母親は「先王の親戚だから」という理由で、王妃なることはできませんでしたが、中宗の王妃である端敬王后シン氏もまた、燕山君の姪だったため、中宗が王座に就いてすぐに王妃の座を剥奪されました。

ユルが読んでいた「小学」とは?

幼いユルがイソに気に入られようと、一生懸命読んでいた「小学」は、儒学の入門書で、位の高い両班の子どもたちの必読書でした。

「孝」や「敬」といった儒教の基本理念が書かれています。

ソウルの景福宮の敷地内にある古宮博物館では、当時の「小学」の実物が展示されています。

「100日の郎君様」1話ネタバレと感想

古宮博物館にて撮影

100日の郎君様 第1話 感想と見どころ

「100日の郎君様」1話ネタバレと感想

展開が早くて見応えバツグンでした!

ド・ギョンス、ナム・・ジヒョンの演技が上手いことに加えて、映像もきれいで、クオリティの高いを感じました。

特に、桜が舞うシーンは、思わず見とれてしまうほど。

子役の二人の演技も良かったです。

ユルの子ども時代を演じているチョン・ジフンくんは、ド・ギョンスとチョ・ジョンソク主演の映画「あの日、兄貴が灯した光」でも、ド・ギョンスの子ども時代を演じていた子役ですね。

また、大ヒット映画「神と共に〜 第二章 因と縁〜」にも出ていて、ド・ギョンスとは、これが3度目の共演とのこと。(3本とも二人が絡むシーンはないのですが。。。)

「100日の郎君様」1話ド・ギョンス(D.O.)と子役の特別な関係

出演者顔合わせの時には、「初めまして、ギョンスさんと3度目の共演をするチョン・ジフンです」と挨拶して、笑いをとったそうです。かわいすぎる。

ド・ギョンスが軍隊から帰っていたら、また共演してほしいものです。

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