恋のスケッチ〜応答せよ1988〜

【恋のスケッチ〜応答せよ1988〜】第2話 あらすじ&ネタバレ感想

【恋のスケッチ〜応答せよ1988〜】第2話 あらすじ&感想です。
第1話のあらすじ&ネタバレ感想はこちら

以下、ネタバレ注意

【恋のスケッチ〜応答せよ1988〜】第2話 あらすじ

3人のお母さんたちが、井戸端会議をしながら夕食の準備を一緒にしている、いつものポンファン横丁。

ある日、ソヌが顔に絆創膏をはって学校から帰ってきた。優等生のソヌが、不良とケンカでもしたのではと、ソヌのお母さんは気が気じゃない。その上、ソヌの部屋でタバコを見つけ、ますます心配をつのらせる。

ジョンファンのお母さんも「ジョンファンが不良に靴を取られた」とソヌのお母さんから聞かされる。何を尋ねても、そっけない返事しかしない息子のことが、ジョンファンママも内心心配。

一方、ドクソンはオリンピックの行進練習に励む毎日。開幕まで残り3日に迫ったある日、プラカードを持って先導行進することになっていた国「マダガスカル」が参加ボイコットを表明したと知らされ・・・。

【恋のスケッチ〜応答せよ1988〜】第2話 ネタバレ感想

前半

ジョンファンのお父さん役を演じている、キム・ソンギュンがいい味出してますね。
シリーズ前作の「応答せよ1994」で演じた、田舎からソウルに出てきた大学生「サムチョンポ」とは雰囲気もキャラも大違い。

私的には、ミランに冷たい目で見られもめげることなく、面白くもないギャグをやり続ける、今回の役の方がずっと好き。「おやおや○○社長、お会いできてうれしいです♪」というギャグ、本当に当時、流行っていたとか。(←でも「一体何が面白いのはさっぱりわからん」とは、キム・ソンギュン本人の後日談、笑)


後半
2話の中盤から、涙腺ゆるみっぱなしで、ティッシュ片手に鑑賞。

イルファ母さん(トクソンママ)
最初に泣いたのは、長女だからと優先されるボラと、末っ子だからと可愛がられるノウルの間で、ガマンばっかりしていた次女のトクソンがついに爆発してしまうシーン。

何が良かったかって、ドクソンの涙の訴えもさることながら、それを聞きながら、目に涙をためるお母さん(イ・イルファ)と、「マダガスカル」のオリンピック不参加のニュースを聞いて、ドクソンの心情をするに察するお父さん(ソン・ドンイル)の姿。

一言もセリフがないのに、居ずまいだけで多くを語ってしまうあたり、さすがベテラン俳優さん。

正直、ドクソンママを初めて観たときは、違和感ありまくりでした。
だってあのヅラ・・・・完全にかぶられちゃってるんだもん

でも、今回はそのヅラも全く気にならず。

 

ソニョン母さん
泣かせる演技では、ソヌのお母さんソニョンさんも負けてませんでしたね〜

ただでさえ、涙腺がゆるんでいるのに、ソニョンがソヌに顔の絆創膏について問いただす下りは、もう、涙も鼻水も止まりませんでした。

「ひげを剃ってて切っちゃったんだ」と聞いた瞬間の、あのなんとも言えない表情。息子を疑った自分の不甲斐なさと、父親からひげの剃り方を教えてもらえない我が子を不憫に思う気持ちと、少しの安堵感。いろんな思いが一気にこみ上げている感じがありありと出ていましたね。

ちょっと猫背気味で泣いている後ろ姿や、着ている古ぼけた服など、すべてがどこか物悲しさにあふれていました。

 

ミラン母さん
「全部じゃなくていいから、大事なことだけ母さんに話して」って、ミランが少し言いにくそうにしながらジョンファンに伝えるシーン。照れ隠しも手伝って、ちょっとぶっきら棒な物言いになる感じに共感。ソニョン(ソヌママ)みたいに全身全霊で息子にぶつかってはいけない時もあるのよ。伝えたいことは山ほどあるけどさっ

ジョンファンのぶっきら棒加減と、ミランのそれってすごく似てる。やっぱり親子だなあ(ってまあ本当の親子じゃないんだけど。でもキツネ目のところまで似てるね、この二人)

あと、ミランがジョンファンの部屋を出て行く際、遠慮気味にミランがそっとジョンファンを抱きしめるところで、ジョンファンの目がうっすら赤くなっていたね。
撮影時、リュ・ジュンヨルは涙が込み上げてくるのを一生懸命ガマンしてたんだって。

ドンイル父さん
ドクソンのためにちゃんとお誕生日ケーキを用意してくれるなんてやさしい〜。でもなんでお家ではなく、外で? きっと二人でゆっくり話したかったからよね。

父さんも生まれた時から父親じゃないから、どんな風にしたらいいか分からず、必死なんだって。もーここでもまた涙涙。酔っ払ってるか、怒鳴ってる姿しか見ないから、こんな風に多情

第2話は、脇を固める大人たちの演技に引きこまれているうちに終了。初っ端からホント泣かされる。

で、涙と鼻水と顔がエライことになってるのに、ソヌのタバコのオチで、思わず吹いた。さすがだね、この監督&脚本家のコンビ!

 

ドラマが数倍面白くなる解説

ドラマの中でマダガスカルはソウルオリンピック不参加を表明とありましたが、実際に「韓国・北朝鮮の共同開催でない」ことを理由に、直前で出場を取りやめたんです。

当時、「マダガスカル」のプラカードを持つことになっていたのは高校3年生の女の子。

ドラマの中で、ドクソンが「残念ながら私は参加できなくなりましたが、ソウルオリンピックの成功を心から願っています」と語ったのは、その高校生の女の子の言葉だったのです。

ドクソンはウガンダのプラカードを持って、開幕式に参加しましたが、高校3年生の彼女もメダル授与式のアシスタントに選抜され、無事ソウルオリンピックに参加することができたそうです。

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