「100日の郎君様」3話のネタバレあらすじ、感想、第3話を無料で視聴する方法をご紹介します。
出演:ド・ギョンス(EXO D.O.)、ナム・ジヒョン、ハン・ソヒ、キム・ソンホ
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韓国時代劇「100日の郎君様」第3話 あらすじ
「お前の名は、ウォンドゥクか?」と尋ねるチョ県監に、「そうだ」と偉そうに答えるユル。
事前にヨン氏が、「お前はウォンドゥクと名で、私の娘ホンシムのいいなずけだ」と、記憶喪失のユルに言い聞かせたのだ。
事情がよくわからないホンシムも「世子様のご命令に従い、ウォンドゥクと結婚します」と役人たちの前で宣言し、百叩きの刑から解放された。
家に戻ってきたホンシム、ヨン氏、そしてウォンドゥクことユルの3人。
「ウォンドゥクといういいなづけがいる」と役人に説明したのは、世子の結婚命令から逃れるための口実。まさか本当にウォンドゥクが目の前に現れると思ってもいなかったホンシムはやや混乱気味。
しかし、パク令監の5番目の妾にだけはなりたくなかったホンシムは、ウォンドゥクとの結婚を決意する。
一方、ウォンドゥクことユルは、記憶喪失ではあるものの、村の暮らしの何もかもが「不愉快極まりない」様子。
挙げ句の果てに「あんな顔をした女と結婚を約束するはずがない!」と言い放ち、姿を消してしまう。
ソンジュヒョン最後の未婚女性が結婚すると聞き、都から観察使も向かっている中、ウォンドゥクがいなくなったため、村中は大騒ぎ。
その頃、ウォンドゥクは、パク令監の屋敷に勝手に上がり込み、のんきに入浴をし、食事をしていた。そのウォンドゥクをパク令監とチョ県監が見つけるが、あまりもに堂々としているため、呆気にとられるのみ。
パク令監とチョ県監に「結婚の約束をした覚えなどない」と言い張るウォンドゥク。
ホンシムを妾にすることを諦めきれないパク令監は、「ならば、無理に結婚などしなくて良い」とウォンドゥクを諭す。
そこに慌てて駆けつけたホンシムは「記憶喪失で何も覚えていないんです」と説明した。
また、ホンシムはウォンドゥクに向かって「記憶がなくても大丈夫。でも、一つだけ思い出して。水車小屋でのあの夜の出来事!」と、ありもしないことを言い、パク令監を黙らせた。
ホンシムの告白
「水車小屋での出来事」を真に受けたウォンドゥクは、記憶を取り戻すために、水車小屋に行くが、当然何ひとつ思い出せず、結婚に納得がいかない様子。そんなウォンドゥクに、ホンシムはついに本心を明かす。
「今日、結婚しなかったら、パク令監の5番目の妾にされてしまうの。助けて」
そう必死で懇願するホンシムの様子に、ウォンドゥクは仕方なく結婚式を挙げることを了承する。
婚礼会場の役所までの道すがら、ホンシムに手を引かれて走るウォンドゥクは、妙な懐かしさを感じていた。
日が暮れる前に役所にたどり着いたホンシムとウォンドゥクは、役人や村人が見守る中、無事、婚礼式を挙げた。
その頃、宮中では・・・
雨乞いに出かけたユルが、何者かに奇襲され、行方不明になったとの知らせが入り、それぞれの思惑が渦巻いていた。
王は、自分の代わりに、ユルを雨乞いへ行かせたことを悔やみながら、無事の帰還を待ち望んだ。
王妃は、世子と世子嬪の居処にこっそり忍ばせた「呪いの札」のおかげでユルが奇襲されたと大喜び。
ユルさえいなくなれば、我が子ソウォン大君が時期王である世子の座に就けるからだ。どうかこのまま帰還しませんように、と祈りを捧げる日々を送っていた。
世子嬪は、世子の死体が発見されていないことに不安を感じていた。自分の秘密を全て知っているユルが、どうか死体となって自分の前に現れますように、と祈っていた。
その頃、ジェヨンとムヨンは・・・
都のムジョン橋の上では、二人の男性が同じ女性のことを思っていた。
一人は、都の役人、チョン・ジェユン。この橋で出会ったホンシムに一目惚れした彼は、「毎月、満月の日に兄とここで会う約束をしている」と語った彼女のことを思い出していた。
もう一人は、チャオンにつかえる刺客ムヨン。
彼もまた山中で生き別れになった幼い妹イソのことを思い出していた。イソの兄ソクハは別人になって生きていたのだ。
婚礼式を終えたホンシムとウォンドゥクは・・・
初夜を迎えたウォンドゥクとホンシム。
ウォンドゥクは、「仕方なく結婚式は挙げてやったが、記憶が戻るまでは、自分に指一本触れてはならない」とホンシムに告げる。
そんなウォンドゥクをからかおうと、ホンシムは上着の紐をほどき、脱がそうとする。するとウォンドゥクは怒って、ホンシムの両手をつかみ、押し倒した。
そして「指一本触れるな」と、念を押すが、ホンシムはなぜか少しだけ気持ちが揺れた。
翌朝、ウォンドゥクは目覚めてみるとなぜか裸だった。婚礼服を着たまま、窮屈そうに寝ていた彼をゆっくり休ませようと、ホンシムが夜中に脱がせたのだ。
平民の服に着替えさえられ、朝ごはんだと出されたものは、何が入っているのやら、黒く濁ったスープ。ウォンドゥクは、「こんなエサのような飯は食えない」と、部屋の中にひとり閉じこもってしまう。
終始偉そうな態度のウォンドゥクが気に入らないホンシム。その上、軍役に行く前に火事で家が燃えて一文無しだと聞かされ、あきれてしまう。
ホンシムは、軍役を肩代わりした両班に、お金を支払ってもらうことを思いつき、ウォンドゥクと一緒に出かけることにした。
山道を歩いていると、村のゴロツキたちに入山料を支払えとからまれる。そんなものは払えないと強気のホンシムだったが、二人はゴロツキに捕らえられてしまう。
むしろでぐるぐる巻きにされ、体がぴったりくっついた二人。なんとか抜け出そうと必死に抗うホンシムをよそに、ウォンドゥクは「このままでいたい」とホンシムに告げる。
「100日の郎君様」第3話 感想
2話までの重い雰囲気とはガラリと変わり、3話は軽快なタッチで面白かったです。
王宮の中に渦巻く権力争いよりも、庶民の生活にスポットライトが当たっているのがなんとも興味深かったです。
偽装結婚式のシーンでは、幼いユルが桜の木下でイソにプロポーズした1話を思い出して、思わず涙。
それにしてもド・ギョンスは演技がうまいですね。
時代劇初挑戦ということで、仲のいいチョ・インソンからアドバイスをもらいながら、事前になかり研究したそうですが、その甲斐あってか、もともと才能があるのか、彼の演技にぐいぐい引き込まれます。
式の最中、ウォンドゥクがヨン氏に促され、ぎこちないお辞儀をするところなど、細かい動作の一つひとつに説得力がありました。
いよいよ庶民の生活がスタートしたユル(ウォンドゥク)、次回も楽しみです。