ドラマ「100日の郎君様」第2話のネタバレあらすじ&感想、を無料で視聴する方法、歴史解説をお届けします。
出演:ド・ギョンス(EXO D.O)、ナム・ジヒョン、キム・ソンホ、ハン・ソヒ、ト・ジハン
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韓国時代劇「100日の郎君様」第2話 あらすじ
きれいに咲き誇る桜を見つめながら、幼い頃を思い出していたホンシム。そのホンシムの姿を偶然見たユルは、彼女にイソの面影を感じ、駆け寄っていく。
しかし、ホンシムは、慌てた様子でその場を立ち去ってしまう。
彼女を見失ったユルは、トンジュに、イソの行方を探すよう命令するが、トンジュは、「何度も申し上げますが、ユン・ブジョン一家に、生き残っている者は一人もいません」と、ユルに告げる。
それでも「もう一度探してみろ」と命じるユル。16年たった今も、ユルはイソのことが忘れられないでいるのだ。
イソとジェユンの出会い
橋の下に隠れていたホンシムは、都の役人、チョン・ジェユンにその姿を見られ、尋問を受けていた。
しつこいジェユンに、ホンシムは気分を害しながら、「毎月満月の夜に、この橋の上で兄と会う約束をしているんです」とだけ伝える。
ホンシムに一目惚れしたジェユンは「毎月、橋の上で会いましょう」と言い残し、去っていく。
王宮に戻ったユルは・・・
自分の毒殺を企てた犯人を知る女医を刺客に殺され、その刺客も逃してしまったユルは、犯人探しのために、自身の誕生日の宴を開くことにした。
医女の首を射抜いた弓矢は、貴重で材料で作られていたため、刺客の背後に必ず大物が潜んでいると見立てたユルは、宴で、重臣たちから弓矢を献上させ、犯人を見つけ出そうと考えたのだ。
宴当日、臣下から次々と弓矢が贈られる。
ユルは、受け取った矢を一つひとつじっくり眺めるが、どれも刺客の矢とは異なる代物だった。このまま、犯人を逃してしまうのか・・・、
諦めかけたその時、チャオンが持ってきた矢に、ユルは目を見開いた。刺客の矢とまったく同じものだったのだ。
宴が終わったその夜。「暗殺を企てた黒幕は、チャオンなのだろうか? しかし、なぜ・・・? 」と、考えにふけっているユルのもとに、世子嬪がやってきた。
「要件は短く」と、露骨に冷たい態度のユル。
結婚はしたものの、自分に一切の関心を向けないユルに、「世継ぎを授かってこそ、完璧な世子といえるのではないでしょうか。今宵、私を・・」と、世子嬪は共寝を迫った。
しかし、「そなたに私の心と体が反応しない」と、ユルは彼女を突きかえしてしまう。
ユルに共寝を断られた世子嬪は、焦りと苛立ちが隠せないまま、その足で、父であるチャオンのところへ。そして「計画は失敗に終わりました。もう時間がありません・・」と意味深なことを伝える。
ユルに呼び出されたジェユン
ユルは、チャオンがなぜ自分の命を狙ったのかを探るため、トンジュに薬房日記を持ってくるよう命じる。
しかし、薬房日記はすでに漢城府の役人、チョン・ジェユンが数日前に持ち去ったという。ジェユンは、殺害された医女ソンソンの事件の捜査を担当していたのだ。
ユルは、ジェユンを呼び、調査内容を報告させた。そして、それをもとに、世子嬪が自身の暗殺に関わっていると仮説を立てる。
しかし、一体なぜ・・・?
思い返せば、あの夜、突然寝居を訪ねてきた世子嬪は、どこか様子がおかしかった・・・。調べたところ、定期的に受けなければならない検診を2度も受けていないという。
もしかして!!!
何か思い当たるふしがあるユルは、医女を従え、世子嬪を訪ねた。そして、定期検診を今すぐ受けるよう促す。
驚きと焦りを隠せない世子嬪。彼女のその姿を見て、ユルは確信した。
世子嬪は誰かの子を身ごもっている!
世子嬪もまた、ユルに気づかれたことを悟った。
祈雨祭へ向かったユルは・・・
一向に雨が降る気配がないため、ユルは、王の代わりに雨乞いをしに、祈雨祭へ行くことになった。護衛官のトンジュをはじめ、兵士や女官を引き連れて、チョヌ山へと向かうユル。
一行が山道を進んでいると、突然、ユルを目がけて一本の矢が飛んできた。世子嬪の秘密を知ったユルを暗殺するために、チャオンが不意打ちを仕掛けたのだ!
刺客が次々と現れ、ユルをめがけて矢が放たれる。
絶体絶命のユル。そのユルを守ろうとするトンジュ。
「これ以上、私のために戦うな。ここから先は、自分の身を守ることだけを考えろ」と、ユルはトンジュに命令するが、「世子様をお守りすることが自分の使命です」と、トンジュはおとりになる決意をする。
ユルの衣装を身にまとい、山の中を必死に走るトンジュ。それを追う刺客のムヨン。崖っぷちに立たされたトンジュは、ムヨンに矢を放たれ、崖の上から転落し、命を落としてしまう。
ユルもまた、刺客が放った矢が肩に刺さり、山の中へと転げ落ちていった。
その頃ホンシムは・・・
都からソンジュヒョンに戻ったホンシムは、村一番の「最高齢独身女」だと不吉がられ、役人たちから、月末までに結婚するように迫られていた。
「川向こうの村に住むウォンドゥクという、結婚を約束した人がいるの。でも、兵役に行って、いつ戻ってくるかわかない」と、とっさにウソをついた。
そんな中、村の権力者であるパク令監は、ホンシムを自分の5番目の妾にしようと、あれこれ画策しはじめる。
ホンシムの義父ヨン氏がユルを・・・
ある日、ホンシムの義父、ヨン氏は、見張り仕事のため、山へ。急にもよおし、草の茂みで用を足していると、そこに血を流して倒れているユルを発見した。
ヨン氏の献身的な看病のおかげで、ユルは意識を取り戻したが、どこに住む誰かと尋ねても、「何も覚えていない」という。記憶喪失になってしまったのだ。
そのヨン氏のもとに、隣人のクドルが息を切らしてやってきた。
約束の日になっても結婚せず、独身のホンシムが、役人たちに百叩きの刑にあっていると知らせにきたのだ。ホンシムを妾にしたいパク令監による仕業だった。
ヨン氏は役所へ駆け込み、ホンシムを助けたい一心で叫んだ。
「おやめください!ウォンドゥクが、兵役へ行っていたウォンドゥクが、たった今、戻ってきました!」
その声に、役人と村人が一斉にヨン氏の方を注目した。するとヨン氏の後ろを、悠々と歩く一人の男性の姿が。
そこにいたのは、シミだらけの服に、草履という、平民の格好をしたユルだった。
100日の郎君様第2話 歴史解説
ドラマの中では、雨は降らない原因を「陰陽の調和が取れていないからだ!」と、未婚男女のせいにするような描写がありましたが、実際、朝鮮王朝実録には、自然災害と関連付けて、陰陽の調和をはかるために、未婚男女を結婚させなければならないとの記載が1箇所ならず、幾つもの箇所に残っています。
また、ユルが王に代わって、雨乞いに出掛けましたが、実際に朝鮮王朝時代には、雨乞い祭りも国家行事として行われていました。
ソウル市内の景福宮西側に位置する社稷壇(サジクダン)では、日照りが続くと、雨乞いをするお祭り「祈雨祭」が開かれていたという記録が残っています。
100日の郎君様第2話 ネタバレ感想
世子の暗殺を企てた犯人と、その理由が2話にして明かされました。やっぱり展開がはやくて面白い!ユルの観察力が鋭すぎます。
それにしても、2話にしてすごい展開! 世子嬪が、他の男の子どもを身ごもっているとは・・・。
この辺り、tvNのドラマらしくて面白いです。きっと公共放送のKBSなら、こうはならなかったはず。設定は、マクチャン(ドロドロ系)ドラマ並みですが、真実を知ったユルの反応が意外とあっさりしていて、ドロ沼劇に突入しないところに救われました。
きれいなのに、まったく幸せそうに見えない世子嬪。政略結婚の闇を感じずには入られません。世子嬪のおなかの中の子の父が誰なのか、気になるところです。