100日の郎君様

韓国ドラマ「100日の郎君様」感動して涙が止まらない15話

100日の郎君様第15話ネタバレ感想

「100日の郎君様」第15話では、トンジュが感動の再登場をしました。涙なしでは視聴できない15話のネタバレあらすじ、感想です。

出演:ド・ギョンス(EXO D.O.)、ナム・ジヒョン、ハン・ソヒ、キム・ソンホ、キム・ジェヨン

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「100日の郎君様」第15話 あらすじ

100日の郎君様第15話あらすじ

チャオンは「どこかで見た顔だな」と、ホンシムをじっと見た。

「都へ来たは初めてです」とホンシムが返すと、スジに追い出すよう指示をして、家の中へ入っていった。

スジから、ムヨンがここにいることを聞き出したホンシムは、ますますムヨンのことが心配になる。

その頃、ユルと世子嬪は・・・

ユルは、世子嬪の居場所で晩酌をしていた。

「おなかの子は、きっと世子様によく似た男の子です」

と、臆面もなく語る彼女に、

「王宮の外で過ごした100日間、私には愛する妻がいた。昼夜をともに過ごした彼女のことが今夜も恋しくて眠れそうにない」

と告げたユルは世子嬪を一人残して部屋を出た。

怒りのやり場がないユルは、臣下たちが止めるのも聞かず、王宮外に出ようとする。

そこに、「何事だ」と王がやって来た。

王の顔を見たユルは、これまで抑えていた怒りを一気に爆発させた。

「なぜ私を左議政キム・チャオンの婿にしたのですか!」

ユルは、自分を殺そうとしたのは、ほかでもないチャオンだったと王に明かした。そして、必ず、自分の手で彼を断罪すると伝えた。

王は、息子を助けたい一心で「私にできることはないか」と尋ねた。

ユルは長年、心の中で抱き続けていた疑問をついに口にした。

「王の座に就くには、先王の親戚だった母上が邪魔だったはずです。だから・・・、母上を殺すよう命じたのですか?」

王はそれを否定し、彼女の存在が妨げになったのは事実だが、まさかチャオンが殺すとは思わなかったと、涙ながらにユルに詫びた。

早朝、ユルはホンシムを訪ねた

兄のことが心配で、一睡もできなかったホンシムに、ユルは「たとえ兄が見つかっても、どこへも行くなとホンシムに命じた。そして、

「私はお前と結婚する、そう16年前に桜の木の下で交わした約束を必ず守る」と伝えた。

チョヌ山へ向かうユル

完全に記憶を取り戻したユルは、自分の代わりに命を落としたトンジュを弔うため、チョヌ山へ。

トンジュの衣をヨン氏から手渡されたユルは、奇襲された日のことを思い返した。

刺客に追い詰められて絶体絶命の中、トンジュは

「世子様をお守りすることこそが私の使命です」

と言い、ユルに逃げるよう促した。

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それを承知しないユルは

「お前自身の命を守ってくれ、友としての頼みだ」と告げたが、トンジュは「申し訳ございません」と詫び、ユルの首に剣をあてた。

「世子様は私にとって最初の友でした。その友がある日、王宮に入り、会えなくなりました。その時から私の夢は護衛官になって、世子様をそばでお守りすることでした。必ず生きて帰り、王になった世子様に仕えます」

そう言うと、力づくでユルと自身の衣を取り替え、おとりになったのだ。

トンジュの最期の言葉、そして在りし日の彼を思い出し、嗚咽するユル。

100日の郎君様第15話ネタバレ感想

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そんなユルを、ヨン氏、ジェユン、ヒョクが見守った。

ユルは、自分を殺そうとし、さらには大切な母と親友までも奪い取ったチャオンへの復讐を決意する。

チャオンの企み、ユルの企み

ユルが、ジェユンとヒョクを従えて、ソンジュヒョンへ行ったと報告を受けたチャオン。ユルが記憶を取り戻したのではないかと疑いはじめた彼は、いよいよ計画を実行に移すと部下に伝えた。

計画とは、戦争を仕掛けることだった。そして戦地にユルを向かわせる企みだ。

チャオンの留守中に私邸を訪れたユルは、スジが席を外した隙に、家の中を捜索した。しばらくして帰宅したチャオンは、平然を装うが、ユルうが一体、何を探りに来たのか気にかかる。

ユルはチャオンに「武芸の稽古相手になってほしい」と申し入れた。剣を交える二人。

100日の郎君様第15話あらすじ

100日の郎君様第15話あらすじ感想

見事な剣さばきをユルが称えると、チャオンは

「かつては、世子様の護衛官であり、幼馴染だったトンジュという者がお相手をしていました。彼は亡くなったので、別の者を用意しましょう」

と、白々しく返した。

ユルはこみ上げる怒りを抑え、その場から去ろうとしたその時、大勢の男がユルとチャオンを取り囲んだ。

チャオンはスジに「世子様を安全な場所に!」と命じ、男たちと交戦した。

家の中で一人になったユルは、再びチャオンの家中を調査しはじめた。先ほどの男たちは、ユルが送り込んだのだった。

離れの小屋を通りがかった時、物音を耳にしたユルは、そこに閉じ込められていたムヨンを発見した。慌てて逃げるムヨンをユルが追っていると、ばったりホンシムに出くわした。

「お兄様!」

ホンシムのその言葉に、ユルは驚愕した。自分を襲った刺客はホンシムの兄だったのだ。ユルは絶句したまま、その場を立ち去った。

ムヨンはホンシムにすべてを打ち明けた。妹の命を守るためには、チャオンの刺客になるしかなかったこと、そして、彼の指示で世子を襲ったことを。

恐ろしさのあまり、思わずよろめくホンシム。

なぜ婿にそんなひどいことができるのかと涙を浮かべる彼女に、ムヨンは

「世子嬪が身ごもった子どもが、世子の子ではないから」

だと告げた。

ユルのもとを訪れたホンシム

ユルが完全に記憶を取り戻したことをジェユンから聞いたホンシムは、彼の助けをかりて、王宮にいるユルを訪ねた。

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自分の居処にホンシムがいることが不思議であり、嬉しくもあるユル。

「謀反さえなければ、私とお前はすでに夫婦になり、こうやって毎日一緒に過ごしていただろうに」

と、彼女の膝で横になった。そして、私が本当にウォンドゥクだったら・・・、と切なくつぶやいた。

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ユルが目をさますと、ホンシムの姿はなく、代わりに一通の手紙が残されていた。

「兄が世子様に会いたがっています。私に構わず、世子様のお考えの通り、行動してください。謀反の日から始まった悪縁を断ち切ることができるのは、世子様だけです」

ユルに許しを乞うムヨン

山中で待つユルのもとにムヨンが現れ、ひざまづいた。

「私を殺してお前が手に入れたいものは何だったのだ」

激しい口調で問うユルに、ムヨンは「妹を守るためでした」と懺悔した。

「チャオンの指示だったことを証言すれば免罪にする」とユルは告げるが、ムヨンは世子嬪のためにそれはできないと返し、原因は自分にあると自白した。

その言葉ですべてを把握したユルは「事件に関わったすべての者を許さない」と言い放ち、その場を去った。

そして、その足で世子嬪のところへ行くと、王宮から今すぐ出て行くよう命じた。

世子嬪は・・・

山奥で、籠から降ろされた世子嬪。その世子嬪に向かって、ヒョクが剣を抜くと、世子嬪はおなかに手をやり、目を閉じた。

剣は容赦なく、振り下ろされた。

が、しかし世子嬪は斬られなかった。

「世子嬪キム・ソヘは亡くなりました。よって、消えてください。世子様のご命令です」

そう告げると、ヒョクは立ち去った。

すると、山に一人残された世子嬪のもとにムヨンが駆け寄り、彼女を強く抱きしめた。ユルは二人を逃すことにしたのだ。

世子嬪が王宮から出たとの知らせを受けたチャオンは、部下とともにその後を追った。

険しい山道を必死で逃亡するムヨンと世子嬪。しかし、チャオンの手下に見つかり、囲まれてしまう。剣を抜いたムヨンは、次々と男たちを斬りつけた。

そして、彼女の手を取り、再び逃げようとしたその時、彼の胸元目掛けて、複数の矢が飛んできた。その場で倒れこむムヨン。その彼に目を開けるよう、必死で呼びかける世子嬪。

ムヨンは、もうろうとしながら、声をふり絞った。

「生まれ変わりたくないと言ったのは、嘘だった。来世、お前が花として生まれても、木として生まれて来ても、私は風になって、必ずお前のそばに行くつもりだ」

そんなムヨンを抱きかかえながら、泣くことしかできない世子嬪。そこにチャオンが現れた。ムヨンから世子嬪を引き離すと、無情にも彼女の目の前で、ムヨンの心臓に剣を突きたて、とどめを刺した。

兄を必死で探していたホンシムは、山の中で、矢が刺さったまま倒れていたムヨンを発見した。「お兄様」と呼びかけても、もう返事をすることがない兄を抱きしめて、慟哭した。

その頃、ユルは・・・

「なぜ戻って来たのだ!」

と、世子嬪に声を張り上げるユル。

「ムヨンが死にました。私の父が彼の心臓に剣を突き立てました」

力ない声で、そう返事をする世子嬪。

怒りが頂点に達したユルは、チャオンの居処へ行き、彼の悪業の数々が記された日記を投げつけた。しかし、チャオンは微動だにせず、ユルに伝えた。

「こんな些細なことにかまっている場合ではありません。戦争が始まり、多くの民が連れて行かれたという知らせが入りました。世子様は助けに行かねばなりません」

その言葉にユルは

「左議政が仕掛けたことだと、知らないとでも思っているのか」

と声を荒げた。しかしチャオンは淡々と続けた。

「100日の郎君様」第15話ネタバレ感想 トンジュとムヨン

トンジュが再び登場

15話は感動の名シーンの連続でした。

まずは、2話でユルの身代わりになり、亡くなったトンジュが再登場。トンジュの最期があまりにも切なくて、強烈すぎました。

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回想シーンでのユルのこの笑顔。この表情から、トンジュがユルにとってどんな存在だったのかよく伝わってきます。だからこそ、トンジュの最期のエピソードがより立体的に浮かび上がり、切なくなる、素晴らしいシーンでした。

トンジュの衣装を手にしてユルが泣くシーンも圧巻でした。

「ギョンスの演技は、欲を出しすぎていないところがいい」と、かつてドラマ「大丈夫、愛だ」の脚本家がインタビューで語っていたことを思い出しました。感情を出しすぎず、出しすぎない、ド・ギョンスの絶妙の演技力に感服です。

ムヨンの最期

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この二人のエピソードが深く語られたことは一度もありませんでしたが、普段から感情をあらわにしない二人だっただけに、ムヨンの最期のシーンも深く胸に響きました。

15話を見た後に、1話を見返すと、この先どんな人生を歩むのか知る由もない無邪気なソクハ(ムヨン)が登場し、思わず「うぅ(泣)」となります。刺客として生きなければならなかった彼の人生に、世子嬪キム・ソへという存在がいて本当によかった。

トンジュ、ムヨン、世子嬪ソへの描き方がこの上なく良かった15話でした。いよいよ残すところあと1話のみになりました涙

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