雲が描いた月明かり

【雲が描いた月明かり】第4話 あらすじ&感想(ネタバレなし)

宮廷から一刻も早く抜け出したいラオンは、内官試験で不合格になるよう、あれこれ試みますが、その都度、ヨンに助けられ、晴れて(?)合格してしまいました。いよいよ、この回からラオンの内官生活が始まります。

第3話のあらすじはこちら

ネタバレなし

【雲が描いた月明かり】第4話 あらすじ

ラオンは、王様の側室、淑儀パク氏とその子どものヨンウン王女に仕えることになった。淑儀とは、母を亡くしたヨンを真っ先に慰めてくれた心優しい妃だ。

そんな淑儀は、この7年間、王様に手紙を書き続けている。しかし、いつも返書は白紙。ある日、ラオンは王様への手紙を淑儀から託される。届けに行くが、王様に仕える内官からすぐさま白紙の返書が手渡された。どうせ王様はまた白紙で返すだろうから、前もって準備しておいたものだという。

ラオンと内官が言い合いをしているところに、キム王妃が通りかかり、つベこべ言わず、内官が用意した返書を淑儀に渡せと、ラオンを激しく叱責する。

王様に手紙を渡したいラオンは、王様に奉ずる文書の中にそっと手紙を忍ばせ、なんとか王様のもとに届けることに成功する。

しかし、王様からの返書はやはり白紙だった。

その一部始終を知ったヨンは「なぜ淑儀に会いに行かないのか、なぜいつも何もせずにじっとしているのか」と王様を問いただす。

すると、王様の口から、思いも寄らぬ答えが返ってきた。

一方、いつもヨンに同行しているキム別監が、王様の白紙返書の秘密を発見し・・・・

 

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【雲に描いた月明かり】 4話  感想&ドラマ背景

王様が長年抱えてきた苦悩、なかなか切ないものがありましたね〜

それを知ったヨンの何とも言えない表情。

特にラストシーンは、ヨンにつられてもらい泣き・・。

さて、【雲が描いた月明かり】はフィクションドラマですが、ヨンの父「王様」は、朝鮮王朝第23代目国王の純祖がモデルになっています。無能な王として扱われることが多い人物ですが、純祖について調べてみると、今回の第4話がよく理解できて、ぐんと面白くなりました。

朝鮮王朝第23代目国王の純祖ってどんな人物?

純祖は、22代国王正祖(←あのイサンです)の次男として生まれました。

兄の文孝世子が若くして亡くなったため、10歳のときに、国王に即位。

あまりにも若すぎたため、「垂簾聽政」という制度に従い、21代国王妃の貞純王后が純祖に代わって、摂政政治を行いました。

正祖(純祖の父)が絶大な信頼をおいていた臣下、金祖淳の娘、純元王后を、12歳のときに王妃として迎えます。

金祖淳はドラマの中では領議政キム・ホンとして登場します。↑この人

王妃の父になった金祖淳は、権力を持つようになり、それまで政治を行なっていた貞純王后を退かせ、自らが「勢道政治」を執り行います。

(※勢道政治とは、安東金氏などの氏族集団が王に代わって政権を担うこと)

純祖も14歳から政治に携わりますが、19歳の時に国が前代未聞の飢饉に陥り、さらには21歳の時に農民の反乱「洪景来(ホンギョンネ)の乱」が起こり、挫折してしまいます。

この頃からいよいよ金祖淳の「勢道政治」が本格化し、国政を私物化する動きが顕著になったといいます。

なお、「洪景来(ボンギョンネ)の乱」は、後々「雲が描いた月明かり」の重要キーワードになります。

さて、王様と少し心が通ったヨン、次回はどんな展開になるのでしょうか?

また、4話では、ユンソンの登場が短かったものの、いつもラオンがピンチの時にスイッと現れては、さりげなく助けてくれる超男前キャラですね。

あと、回を追うごとにその存在感が増しているキム別監。いい味出していますね。最初見たときはルパン三世の石川五エ門かと思いましたが。

ヨンも含め、このイケメン3人とラオンのこれからの関係も気になるところです。

 

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