100日の郎君様

韓国ドラマ「100日の郎君様」最終回(16話)の見どころ紹介

100日の郎君様第16話見逃し配信

「100日の郎君様」第16話(最終話)のネタバレあらすじ&感想、見どころを紹介します。

出演:ド・ギョンス(EXO D.O)、ナム・ジヒョン、ハン・ソヒ、キム・ソンホ、キム・ジェヨン

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韓国時代劇「100日の郎君様」第16話(最終回)あらすじ

「ユン・イソを連れ去った」

と言うチャオンに、ユルは証拠を出すよう迫る。

「手首を切ってお持ちしましょうか?」

冷淡な口調で返すチャオンは

「あの女を助けたいなら、日記も世子嬪のことも永遠に秘密になさってください」

と、脅迫した。

ユルが、ホンシムが居候しているジェユンの家を訪ねると、ヨン氏が「置き手紙を残して家を出た」と、心配そうに言う。

チャオンの罠だと知りつつ、ユルは、ホンシムと朝鮮の民を救うために、戦地へ向かうことを決意する。

戦場へ向かうユル

暗雲が垂れ込める草原を、馬で駆けるユル。

ユルの前に、ジェユンが立ちはだかり、

「戦地へ行ってはなりません。行けば・・・、死んでしまいます」

と、制止した。しかし、覚悟を決めたユルは、

「私は死に行くのだ」と、馬に鞭打ち、戦地へと駆けた。

現地では、すでに罪のない多くの民が犠牲になっていた。この戦争は、チャオンが朝鮮の明に矢を渡し、その矢で攻撃された女真族が、朝鮮に報復したのが発端だった。

ユルは、朝鮮の兵士から、

「明日、城壁内で女真族との交渉があり、先方はユルが一人で来ることを条件としている」

と、聞かされる。

そのユルのもとに「城壁内ではチャオンが待ち受けている」と書かれた一通の矢文が飛んでいた。

ユルはチャオンと対決するために、城壁内に行くことを決意する。ジェユンと兵士たちに見送られたユルは、覚悟を決めて、一人城壁の中へ。

何者かが矢文で知らせてきた通り、そこで待っていたのは女真族ではなく、チャオンだった。

100日の郎君様第16話見逃し配信

「ホンシムはどこにいるのだ」

と、問うユルに

「会うことはできません。その前に世子様はお亡くなりになるからです」

と答え、引き連れてきた刺客に剣を抜かせるチャオン。

しかし、ユルは「同じ手には引っかからない」と、事前に配備しておいた兵士たちに弓を引かせ、次々と刺客を射った。

チャオンは観念したかのように目を閉じた。が、ゆっくり歩き出すと、剣を拾い上げて、ユルに向かってきた。

弓を構える兵士たちに「射るな」と命じるユル。今こそ、チャオンと因縁の対決を果たす時が来たのだ。

ユルとチャオンは互角に争うも、隙を狙ってユルはチャオンの腕を斬った。これ以上、剣を持てなくなったチャオンに「もうやめろ」と告げ、兵士に捕らえるよう命じた。

100日の郎君様第16話ネタバレ感想

と、その時、チャオンは懐から何かを出して、ユルを襲うふりをした。それに気づいたヒョクの指示で兵士たちは弓を引き、チャオンは息絶えた。

矢文を送ったのは、ホンシムだった。ホンシムもまた父と兄の仇であるチャオンを討つため、戦地に来ていたのだ。

100日の郎君様第16話ネタバレ感想

戦地で再会したユルとホンシム。ユルは、ムヨンが命を落としたことをホンシムに詫びた。

しかし、ホンシムは、

「世子様を苦しめたのは、兄と私です。私をお許しにならないでください」

と告げた。ムヨンから、世子嬪が宿しているのは自分の子だと聞かされたホンシムは、兄が犯した罪をすべて引き受け、ユルから離れる決意をしたのだ。ユルが引き止めるのも聞かず、ホンシムは去っていった。

一年後

ホンシムは、矢文を飛ばし、世子の命を救ったことで、両班ユン・イソへの身分回復が認められ、さらには、ウォンドゥクと結婚する前の未婚の状態に戻ることも許された。

しかし、両班に戻っても、以前と変わらずソンジュヒョンで「よろず承り」を営みながら、ヨン氏とともに暮らしていた。

一方、ユルは王宮で代理政治を行なっていた。王は世子に王位を譲る決心をするが、いつまでたっても結婚しようとしないユルが心配でならず、

「月末までに全国の未婚者は一人残らず結婚せよ。両班であっても、世子であっても、例外は許さない」

との命令を下した。

ユルは、ホンシムの気持ちが変わるまで待ち続けるつもりだったが、ジェユンから

「王命に従い、結婚するためにソンジュヒョンへ行きます」

との手紙を受け取り、慌ててソンジュヒョンへ向かった。

ソンジュヒョンでは・・・

県監になったポグンが、ホンシム、ジェユンをはじめとする未婚男女を役所に集め、お見合いをさせていた。

とそこに、

「不愉快極まりない!」
と、ユルが姿を現し、「私も未婚だ」と見合いに加わった。

しかし、このお見合いでホンシムがに選んだのは、ユルではなく、ジェユン。役所からの帰り道、ジェユンはホンシムに告白した。

「ある春の夜のことでした。私は、自分の出生のことで、亡くなった母を恨み、母を恨む自分にも嫌気がさしていました。そんな時、一人の女性と出会ったのです。一目惚れなんて信じていなかったのに、まさに一目惚れでした。その女性に愛していると伝えたい」

しかし、ホンシムは

「その女性からは、愛を得ることはできません」

と、申し訳なさそうに告げると、ジェユンは微笑みながら伝えた。

「愛は得るものではく、与えるものです」

ホンシムの本心

自分の過去がユルの足かせになってはいけないと、ユルを頑なに拒否するホンシム。
そんな彼女に、ユルは

「赤い布に包まれた日記を探してほしい」

と、よろず承りに仕事を依頼し、王宮へと帰っていった。

ソンジュヒョンをかけ回り、やっと見つけた日記には、ホンシムと別れてからのユルの心情が綴られていた。

庚午年7月4日
歩くたびにお前が見える。
幻であることはわかっている。
気が重い。

庚午年7月5日
あの日、お前を引き止めなかったことをひどく後悔している。
苦しくて、夜も眠れない。

庚午年12月17日
今日は雪が降った。
お前は、雪と花雪のどちらが好きか、と聞いた。
何度聞かれても、私の答えは「お前」だ。
覚えているか?
今日は、私たちが結婚した日だ。
人生には2つの道があるという。
ひとつは、奇跡など起こるはずがないと思いながら、暮らすこと、
もうひとつは、すべてが奇跡だと思いながら生きること。
お前の郎君として暮らした100日間は
私にとって、すべての瞬間が奇跡だった。

ユルの想いがつまった日記を読み、涙が止まらないホンシム。
日記を抱えて、ユルを探しまわるが、王宮に帰ったと聞かされ、肩を落として家に戻る。

すると、家の庭にユルの姿が。

「日記を読んだのか?」

と尋ねるユルに

「もうこんなに胸が痛くなるような日記は書かないでください」

100日の郎君様最終回ネタバレ感想

と返すホンシム。

ユルは「心配するな、今日の日記はもう考えてある」と言って、その内容を披露した。

「生涯、想い続けた女性に結婚を申し込んだ。彼女は微笑みながらうなづいた。私と彼女は、どんな困難も乗り越え、一生をともにした」

「行こう、王宮へ!」

ユルが手を差し伸べると、「まさか今のが結婚の申し込みですか?」とホンシム。ユルは「それはこれからだ」と彼女を抱き寄せた。

そして長いキスを交わし、永遠の愛を誓った。

100日の郎君様第16話見逃し配信

「100日の郎君様」最終話(16話)感想

全16回の中で、最も緊張感漂う戦闘シーンが多かった回にもかかわらず、最後は明るくハッピーエンドという、最高の構成でした。

このドラマの諸悪の根源だったチャオンの最期があまりにもあっさりしていましたが、「憎しみ」や「復讐」に重きを置かず、温かみあふれるこのドラマらしくてよかったです。

ユルの日記の朗読とともに、ウォンドゥクとホンシムの回想シーンが流れる場面は、このドラマのまさにクライマックスでした。

郎君として暮らした100日間は、すべての瞬間が、奇跡だった」

ナレーションをしているド・ギョンスの声のトーン、重なり合うウォンドゥクとホンシムの手、絶妙のタイミングで流れたコミの美声・・・、何もかもが美しい、まさに「奇跡」のシーン。

この最終話が韓国で放映された日は、主演のド・ギョンス、ナム・ジヒョンをはじめ、共演者、スタッフが一緒にドラマを見たそうですが、やはりこの場面で、「うわ〜〜〜〜」と全員が感嘆の声をあげたそうです。

「100日の郎君様」、役者の演技から、ストーリーの面白さ、映像美、OST、視聴者にまで伝わってくるチームワークの良さまで、すべてが完璧な素晴らしいドラマでした。

いい余韻が長く続きそうです。

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