100日の郎君様

「100日の郎君様」14話 キム・ソンホとD.O.の掛け合いが最高

100日の郎君様第14話見逃し配信

「100日の郎君様」第14話のあらすじ、ネタバレ感想です。

SUI
13話のラストに、思わぬ展開になった「100日の郎君様」。早速、続きの14話をみていきましょう

出演:ド・ギョンス(EXO D.O.)、ナム・ジヒョン、ハン・ソヒ、キム・ソンホ、キム・ジェヨン

韓国時代劇「100日の郎君様」第14話 あらすじ

ユルは、モジョン橋で月を眺めていたホンシムの横顔に、幼い日のイソの面影を見た。

「イソ・・・、ユン・イソ」

本名を呼ばれて驚くホンシムに、ユルは「私だ」と言って、赤い髪飾りの布を差し出した。

それを目にしたホンシムも、幼い日のユルと目の前のユルがひとつになった。

「どうしてまだ持っているの?」

そう尋ねる彼女に

「ずっとお前のことを想い続けていたから」

と、ユルは16年間の想いを告白した。

何者かが後をつけていると察知したユルは、「近いうちに会いに行く」と言い残し、その場を去った。

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王宮に戻ったユルは、ヒョクを従え、内官を問い詰めた。すると、箱を燃やすよう指示したのは、チャオンだという。

また、チャオンは、内官、女官、医者など、ユルを取り巻くすべての側近に、ユルの行動を逐一報告させていたこと、処方していた韓方薬は、記憶を戻らなくするものであることも聞かされる。

自分の味方がいない王宮に孤独を感じるユル。

その頃、ムヨンは・・・

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都にやってきたムヨンは、密かに世子嬪と会っていた。なぜ刺客を使って、自分に矢を放ったのかと彼女に問うムヨン。

「聞きたいのはそれだけか?」と返す世子嬪に、ずっと気にかかっていたことを尋ねた。

「世子嬪様が身ごもっている子はもしかして・・・」

世子嬪は、ほかでもないムヨンの子を宿していたのだ。その事実を知ったムヨンは、覚悟を決めて、こう告げた。

「これまでお前を連れて逃げなかったのは、お前のためだった。私と一緒になって後悔しないか? お前が望むなら、いつでもどこへでも行くつもりだ。心が決まったら、知らせてくれ」

世子嬪が帰っていくのを見送ったムヨンは、その直後、何者かに襲われた。

暗い小屋の中で意識を取り戻したムヨンの前にいたのはチャオン。彼はすごんだ声でこう命じた。

「世子嬪が身ごもった子は、世子の子ではない。お前が子の父親を探し出して殺せ」

ユルに呼び出されたジェユン

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ジェユンが部屋に入るなり、ユルは開口一番言い放った。

「私の方が先だ。私がお前より先に彼女と出会った」

勝ち誇ったかのようにそう告げるユルに、

「不幸中の不幸ですね。記憶を失っただけでも不幸なのに、大切な人を今頃思い出すとは」

と同情し、「それをおっしゃるために私を呼んだのですか?」と、ややあきれた顔で尋ねた。

「まさか」とつぶやいたユルは、「左議政一派と王妃一派のどちら側の人間だ?」と、単刀直入にジェユンに問うた。

「私は以前から、世子様に忠誠を尽くしてきました」と答えたジェユンは、信じられないなら、自分を試してほしいと申し出た。

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ユルの居処を後にしたジェユンは、その足でチャオンを訪れ、世子の側近になるよう命を受けたことを報告。するとチャオンは、世子を監視するよう命令した。

山奥の医院へ

ある日、ユルはジェユンに案内され、山奥にある医院を訪れた。瀕死の状態だったヤン内官が意識を取り戻したのだ。

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まだしゃべることができないヤン内官は、筆談で

「遺体が世子様のものではないと指摘した自分を殺そうとしたのは左議政です」

と、明かした。

「世子様は起こったすべての出来事を日記に記されておりました。どうか日記を探し出してください」とも伝えた。

その頃、ホンシムは・・・

ホンシムは一向に連絡がない兄を探すため、「満月ではなくても、モジョン橋でお待ちしています」と、ムヨンだけが理解できる手紙を町中に貼り、毎日のように橋で彼が来るのを待った。

紙を見たムヨンはすぐに会いに来たが、必ず後を追うから先に出発するようホンシムに伝えると、またすぐどこかへ行ってしまった。

兄の身に何か起こったのではないかと、心配でならないホンシムは、ムヨンを密かに尾行する。しかし、怪しい者と勘違いされ、何者かに手荒い仕打ちを受ける。

そこに、山奥の医院から戻った来たユルとジェユンが通りかかった。

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会話で解決しようとするジェユンを尻目に、ユルは男を武芸で一撃。ジェユンを残したまま、ホンシムの手を引いて、その場を立ち去った。

手をつないで歩くユルとホンシム。

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すると、二人の前に「愛完門」が現れた。一緒にくぐると、生涯を共にすると言い伝えられている門だ。慌てて引き返そうとするホンシムだが、ユルは彼女の手を強くにぎり、一緒に門を通過した。

「初めて会った時からお前のことが好きだった。会えなかった時も愛していた。これからもずっと愛していく」

ユルからの告白に、ホンシムは

「今日までのことをいい思い出にしてください。私もそうします。だから世子様」と言いかけるが

「今、お前の前にいるのは世子ではない、ウォンドゥクだ」と言って、ホンシムを引き寄せ、キスをした。

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ムヨンと世子嬪の関係に気づいたチャオンは・・・

ムヨンと世子嬪が二人で逃げようとしていることに気づいたチャオンは、世子嬪の居処を訪れ、

「何としてでも世子の心をつかみ、王妃の座に就け。さもなければムヨンもおなかの子も生かしてはおかない」

と脅した。

「先王を殺し、今の地位と権力を手に入れたというのに、これ以上、何を望むのですか」

と、激しい口調で問う世子嬪。

「ひもじい余り、ネズミを食ったことがあるか? 惨殺された両親を荒地に埋めたことは? 何を手に入れたら、この虚しさを埋めることができるのか、わしにも分からん」

チャオンはそう告げて立ち去った。一人残された世子嬪は、その場で泣き叫ぶことしかできなかった。

ユルとジェユンは・・・

ヤン内官から日記のことをと聞かされたユルとジェユンは、「踵」と書かれた密書が、日記の置き場所を示す謎解きだと確信した。

ジェユンは、ユルとともに必死でその謎を解く一方で、チャオンには
「世子様は秘密が書かれた日記を探しています」

と、報告していた。

ようやく難解な謎が解け、日記の置き場所がわかったユルとジェユン。日記が見つかった知らせは、チャオンにも入った。チャオンは、すぐさま日記の保管場所に向かうが、建物から火が舞い上がっていた。

火に包まれた書庫を見つめるチャオンに、「日記は永久に消え去りました」と報告するジェユン。その言葉に安心した表情のチャオン。

その二人のの様子を、ユルは遠くから見ていた。

ムヨンを心配したホンシムは・・・

ホンシムは、先日ムヨンが入っていった屋敷を訪れていた。

こっそり忍びこんで、中の様子を伺っていると、チャオンの息子スジに尋問される。ホンシムは誤って迷い込んだふりをしながら、「この立派なお屋敷はどなたのお住まいですか?」と尋ねた。

スジは誇らしげに答えた。

「キム・チャオン様のお屋敷だ」

その名前を聞いた瞬間、ホンシムの脳裏には16年前のことがよみがえった。父が殺された日のことを。

と、その時チャオンが帰宅した。籠から降りたチャオンは、ホンシムの前を通り過ぎたが、何を思ったか、振り返り、彼女の方へゆっくり歩いてきた。

その頃、ユルは・・・

ユルは、火事に遭った書庫とはまた別の書庫にいた。そこに姿を現したのは、ジェユン。

ユルはジェユンに、「左議政は何も疑っていなかったか?」と尋ねた。

先ほどの火事は、チャオンに日記が燃えたと思わせるために、ユルが仕組んだことだった。また、ジェユンがチャオンに協力するふりをしていたのも、ユルと秘密裏に調査を進めるためだった。

改めて、二人は書庫の中で日記を探した。そして、箱の中に保管されていた日記をとうとう見つけ出した。

日記には、チャオンに毒殺されそうになったこと、その理由が世子嬪が他の男の子どもを身ごもったためだということが、克明に記されていた。

日記を読み終えたユルは、世子嬪の居処へ向かった。

すると、彼女もちょうどユルのもとを訪れようとしていた。

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「気持ちが通じ合ったのですね」と微笑みかける世子嬪に、ユルは

「今夜はずっと一緒にいたい」

と、耳元でささやいた。

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「100日の郎君様」第14話ネタバレ感想

素敵すぎた13話のラストシーンの続きから始まった14話。橋の上で再開したユルとホンシム(イソ)に、子ども時代の映像が重なり、なんとも切なくて美しいシーンです。つい何度も見返したくなります。

二人で門をくぐった「愛完門」のシーンも良かったけれど、やはりこの橋の上のシーンがベストオブベスト。

ちなみに、「愛完門」が実在するのか調べてみたところ、このドラマのために「大長今パーク」に一時設置されたセットでした(現在は撤去)。「大長今パーク」のロケ地巡りはこちらで紹介しています。

それにしても、ウォンドゥクは、すっかり世子ユルに戻ってしまい、あの抜けっぷり感満載だったウォンドゥクの姿はもうどこにもありません。

愛完門の前で「今、お前の前にいるのは世子ではない、ウォンドゥクだ」

と、言っていますが、どこからどう見ても世子ユルです。

ウォンドゥクがあまりにもキョーレツなキャラだったので、少しだけ寂しい今日この頃です。

さて、

14話で、ついに世子嬪の秘密が明らかになりました。お相手は、ソウォン大君でも、手紙をこっそり抜き取ったチョン・サヨプでもなく、なんと刺客のムヨンでした。

い、いつの間に!?

世子嬪の胸のうちも気になるところです。

15話へつづく

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