「100日の郎君様」第6話のネタバレあらすじ&感想、見どころ、第6話を無料で見る方法をお届けします。
徐々に心の距離を縮めていくウォンドゥクとホンシム。今後の展開が気になります
出演:ド・ギョンス(EXO D.O)、ナム・ジヒョン、ハン・ソヒ、キム・ソンホ
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韓国時代劇「100日の郎君様」第6話 あらすじ
「ここで待っていろ」と言い残したウォンドゥクは、ホンシムを置いてどこかへ行ってしまう。
しばらく待ってみるが、帰ってこないウォンドゥクを探すため、ホンシムは市場を歩き回っていた。
すると、すれ違う人の中に、見覚えのある顔が・・・。兄のソクハだった!
ホンシムは、急いで後を追い、「お兄様? 私よ、ユン・イソ」と、声をかける。
刺客ムヨンとして生きているソクハは、知らないふりをするが、16年ぶりに再会した大切な妹の前でシラを切り通すことができるはずもなく、ホンシムを強く抱きしめる。
素性を明かすことができないムヨンは、「行かなければないならない」と、立ち去ろうとする。
もう離ればなれになりたくないホンシムは、泣いて引き止めるが、「今の仕事が終われば、必ず迎えに行く」と言い残してどこかへ行ってしまった。
「軒先に桜の木がある家がウチよ、今度こそ約束を守ってね」。ムヨンの後ろ姿に向かって泣きながらそう叫ぶホンシム。
そんな彼女を遠くから見ていたウォンドゥクは、ホンシムのところへ行き、「泣いたのか?」とさりげなく聞くが、彼女は何も言おうとしない。
ウォンドゥクがホンシムを一人置いて向かった先は、マチルのところだった。
高利貸しの違法行為を指摘した上で、「役所に訴えることもできるがやめておく。その代わり、ホンシムを売り飛ばすと、二度と口にしないでほしい」と男同士の約束を持ちかけていたのだ。
「男同士の約束」という言葉が妙に心に響いたマチルは、ウォンドゥクの申し出を了承する。
その頃、王宮では・・・
ユルの身の回りの世話をしていたヤン内官が、ユルの死を知り、悲しみに暮れていた。
ユルと悲しみの対面を果たしたヤン内官は、遺体の異変に気づく。
雨乞いに出発する前日、ヤン内官はユルの爪の手入れをしていた際、誤って深爪をしたのだが、遺体にその痕跡が見当たらなかったのだ。
何かがおかしい・・・。
そんな疑いを持ったヤン内官のもとに、突然、数人の兵士がやって来て、彼を捕まえ、牢屋に入れた。
何の罪で捕らえられたのかもわからぬまま、必死で無実を訴えるヤン内官。そんな彼のもとに、チャオンがやって来た。
ヤン内官は、ユルを襲った犯人がチャオンだとも知らず、
「あの遺体は世子様のものではございません」と告げ、ここから出して欲しいと懇願した。
チャオンは、そんなヤン内官の首を無惨にも刀で切りつけた。
一方、ユルから「踵」とだけ書かれた密書を受け取ったジェユンは、一人で調査を行なっていた。
ユルを誰よりもよく知るヤン内官を訪ねたが、一足遅く、すでに首を裂かれたあとだった。
チャオンと世子嬪
ヤン内官を切りつけたチャオンは、次々手を血で染めなければならないことへの怒りを、娘の世子嬪にぶつけた。
「お前が身ごもった子の父親は一体誰なのだ!」
と、問い詰めるチャオン。それでも決して口を割らない世子嬪。
「その者を三日以内に必ず始末しろ」と、チャオンは言い残し、世子嬪の居処を後にした。
その頃、ホンシムは・・・
この数日間、元気がないホンシム。ウォンドゥクは、その理由があの日、市場で見かけた男と関係があるに違いないと察しつつも、ホンシムが何も話さないため、複雑な気持ちを抱いていた。
ある夜、ホンシムは酔っ払って、草むらに一人たたずんでいた。そこへやって来たウォンドゥクは、思い切って尋ねた。
「私が軍役に行っている間に、別の男ができたんだろう。どんな理由かは知らないが、別れることになった。しかし、その男がまた戻ってきたため、心が揺らいでるのではないか?」
的外れなことを言うウォンドゥクに、ホンシムは、幼い頃に生き別れた兄がいること、この十数年ずっと探し続けてきた兄とやっと再会できたのに、また行方が分からなくなってしまったことを、打ち明けた。
そして、「誰かを待ち続けることが、どれほどつらいことか、あなたにはわからない」と、複雑な感情をウォンドゥクにぶつけた。
「いや、わかるような気がする。私も生涯、誰かのことをずっと待ち続けているような気がするから・・・」
そう返したウォンドゥクは、ホンシムがほかの男のことで悩んでいるわけではないと知り、ホッとする。
世子嬪は密かに・・・
チャオンに、おなかの子の父を殺すよう言われた世子嬪は、人目に触れない場所にやってきた。そして、建物の隙間に手紙をそっと置くと、すぐに立ち去った。
その手紙を手にしたのは、チョン・サヨプ。彼は、チャオンと対立している人物であり、ジェユンの異母兄でもあった。
「よろず承り」に来た女性客
ホンシムが運営する「よろず承り」に、一人の両班の女性が訪ねてきた。浮気をした恋人を見返すために、ウォンドゥクに恋人のふりをしてほしいと、頼んできたのだ。
報酬は20両もの大金だと聞き、ホンシムは了承してしまう。
恋人のふりをするため、両班の服に着替えたウォドゥク。あまりにも似合っているため、ホンシムは一瞬見とれてしまうが、それを悟られまいと、「言われたことを何でもしてきなさい」と、心にもないことを言ってしまう。
ウォンドゥクに他の女性の恋人のふりをさせたことを後悔しながら、一人家に戻ってきたホンシム。
と、そこに突然、ゴロツキどもがやってきて、庭や家中の物を壊したあげく、ホンシムを連れ去っていった。
恋人役の仕事をしているウォンドゥクのもとに、クドルが息を切らせてやってきた。
「ホンシムが男たちに連れ去られた!」
クドルからそう聞いたウォンドゥクは、その場にいた馬に飛び乗り、急いでホンシムのもとに向かったが・・・・。
「100日の郎君様」第6話 見どころ・感想
ホンシムの恋人が戻ってきたのではないかと、真剣に思い悩むウォンドゥクの姿が、なんとも人間味あふれていました。世子嬪が誰かの子を身ごもっていると知っても、表情ひとつ変えなかったユルと、同一人物とは思えません。
今回は、世子嬪の相手かも?と匂わせ人物も登場しました。チョン・サヨプ。これまで登場回数が少なく、世子嬪との接点が見当たりませんが、彼がおなかの子の父親なのでしょうか?謎です。
第6話は、チャオンに頬をムギュッとつかまれながら脅される世子嬪や、竹林でのウォンドゥクの両班姿など、視覚的に印象的な場面が多かったですが、一番心に残ったのは、ホンシムとムヨンの16年ぶりの再会シーンでした。
「お兄様?」と尋ねるホンシムに、一度は否定するムヨンの姿、そして、兄かどうかを確かめるためにホンシムがとった手段、幼い頃の二人の回想シーン、そのどれもが切なくて、思わず涙してしまいました。
かつて天才子役と称されただけあって、ホンシム役のナム・ジヒョンは演技が上手い!圧巻でした。
特に、ムヨンが兄のソクハだと確信した瞬間のセリフは、何度も見返したくなるほど。このシーンは、吹き替えじゃなくて、ナム・ジヒョン本人の声を聞きながら、字幕で視聴するのが絶対おすすめです。 声のトーンから放たれる切なさが雲泥の差です!
ムヨン役のキム・ジェヨンさんは、とあるインタビューで
ジヒョンは子役時代から、たくさんのドラマに出演してきただけあって、演技力がすば抜けている
と、ベタ褒めしていましたが、ホント演技が上手い。「100日の郎君様」をみて、私もすっかりファンになりました。
吹き替えのホンシムは、姉御肌で偉そうな話し方をしますが、ナム・ジヒョン演じるホンシムは、とってもしなやかで、かわいげたっぷり。字幕動画の方が感情移入できること間違いなしです。