「100日の郎君様」第11話のネタバレあらすじ、ネタバレ感想をご紹介します。
ホンシムは、ウォンドゥクに自分の身の上を話し、近々兄が迎えに来たら、遠くに旅立つことを告げました。「隠れて暮らさなければならないけど、一緒に来る?」そう尋ねるホンシムに、ウォンドゥクは黙ったまま彼女を抱きしめたところで、前回は終わりました。
ウォンドゥクの答えは・・? 11話のネタバレあらすじ&感想です。
出演:ド・ギョンス(EXO D.O.)、ナム・ジヒョン、ハン・ソヒ、キム・ソンホ、キム・ジェヨン
Contents
韓国時代劇「100日の郎君様」第11話 あらすじ
何も言わずにホンシムを抱きしめるウォンドゥク。「どうして黙っているの? 」と尋ねる彼女に、ウォンドゥクはやさしく答えた。
「返事はもうしたはずだ。お前のそばにいたい、と」。
ソンジュヒョンに向かっていたチャオンは・・・
王の策略で、チャオンが山中で刺客に襲撃された。しかし、とどめを刺す寸前に逃げられてしまった。
暗殺失敗の報告を受けた王は、チャオンが復讐に来るのではないかと動揺するが、大司諌に「今こそ計画を実行する時です」と進言され、大きな決断をする。
重臣たちを呼び集め、「ソウォン大君を世子に即位させる」と宣言したのだ。
世子嬪は、ソウォン大君が世子になると、自身の王宮での立場がなくなるため、何としても父を探し出すようにと、兄のスジに伝える。
そんな折、負傷していたムヨンが手下によってチャオンの邸宅から連れ出された。
ソンジュヒョンでは・・・
ウォンドゥクと世子の筆跡が似ていることに気づいたジェユンが、ウォンドゥクの家を訪ねていた。
ジェユンの訪問に冷たい対応のホンシム。
しかし、「弓の的事件」は、ジェユンのある計画に協力するため、ウォンドゥク自身が提案したことだと聞き、ホンシムはジェユンに謝る。
ウォンドゥクの筆跡を確かめたいジェユンは、書類に署名して欲しいと紙を差し出した。しかし、何かを探りに来たと勘づいたウォンドゥクは、
「私は漢字が書けません、先日の署名は他の人によるものです」
と、嘘をついた。
ジェユンは「なぜ文字が書けることを隠すのだろうか」と、
一方のウォンドゥクは「何を探りにここへ来たのだろうか」と、
それぞれ疑念を抱くが、二人とも何も口にしなかった。
エウォルに嫉妬するウォンシム
ウォンドゥクとホンシムが一緒に市場を歩いていると、エウォルが慌てた様子で駆け寄ってきた。大切な扇子を落としてしまったので、探してほしいという。
「わかりました」と言うホンシムに、「あなたではなく、こちらの方に」と、ウォンドゥクに艶っぽい視線を送る。
「行かないで」と言うホンシムをよそに、ウォンドゥクは「私が他の女性と一緒にいても全然平気だと言ったではないか」と、ホンシムを残して、エウォルと二人で扇子を探しに行ってしまった。
ウォンドゥクが仕事を終えて家に戻ると、ホンシムは庭で料理をしていた。「あの人すごくきれいだったけど、どうだった?」と尋ねるホンシムに、
「私にとって外見など、何ひとつ重要ではない。重要なのは心だ」と、きっぱり答えるウォンドゥク。
ホンシム:「じゃあ、私は好みじゃないってことね」
ウォンドゥク:「いや、だからお前だ」
ホンシム:「・・・・・、それって心はきれいだけど、顔はイマイチってこと?」
と、怒るホンシムのことが愛おしくて、思わず笑うウォンドゥク。
「どこか行ってしまったり、他の女性に目移りなんかしたら、あなたを石臼でひいてしまうから」
と、言うホンシムに、ウォンドゥクは「これが誓約書だ」とキスをする。
ついにジェユンが!
エウォルをウォンドゥクのもとに送ったのは、他でもないジェユンだった。
顔が認識できない自分の代わって、ウォンドゥクの似顔絵をエウォルに描かせたかったのだ。
似顔絵を持って、ジェユンが向かった先は王宮。内禁衛のクォン・ヒョクに似顔絵を差し出し「この顔に見覚えはあるか?」と尋ねた。
「世子様ではないか!」と答えるヒョクの言葉に、ジェユンはウォンドゥクが世子であると確信した。
生きていたチャオン
身を潜めていたチャオンが、側近たちの前に姿を現した。そして「ソウォン大君の即位式の準備を進めるように」との指示を出し、自身は刺客たちを引き連れて、ソンジュヒョンに向かった。
時を同じくして、ムヨンも手下とともにソンジュヒョンへと急いでいた。世子が生きていることをチャオンに知られたため、妹の身にも危険が及びかねないと考えたのだ。
世子嬪のもとには、ムヨンが発つ前にしたためた別れを告げる文が届いていた。その手紙を読んだ世子嬪は「どうして私のそばからいなくなってしまうのか」と、涙を流した。
旅立つ準備をする3人
ソンジュヒョンでは、ウォンドゥク、ホンシム、養父ヨン氏の3人は、いつでも出発できるよう、荷造りをしていた。
しかし、「10日以内に迎えに来る」と言ったまま、姿を見せないため、兄の身に何かあったのではないかと、ホンシムは心配を募らせる。
「市場で端午の節句祭りが開かれている」と、クドルが誘いに来た。祭りに行く気分じゃないと渋るホンシムをウォンドゥクが連れ出し、にぎやかな市場の中を歩いた。
楽しげな雰囲気にホンシムは元気を取り戻した。村の子に誘われ、ウォンドゥクとホンシムは手品を見に行くことに。手品師に指名され、舞台に上がったホンシムは、台に横たわり、布をかけられると、そのまま消えてしまった。ウォンドゥクは慌てふためくが、布の中からホンシムが再び登場し、観客から拍手を浴びる。
帰り道、ホンシムは手品師からもらったバラの花をうれしそうに持っていると、それが気に入らないウォンドゥクは、どこかへ行ってしまった。
ホンシムが待っていると、花束を携えて戻って来たウォンドゥク。
そして、花束を差し出し「私はお前と結婚する」と、宣言した。
「あなたは高い身分の人かもしれない。それに今ごろ、あなたの家族が必死に探しているかも。それでも私と一緒になって後悔しない?」
そう聞くホンシムに「お前のそばを離れるほうがきっと後悔する。返事は?」とウォンドゥク。
花束を受け取ったホンシムは、「私の答えよ」と、ウォンドゥクの頬にキスをした。
その瞬間、夜空に美しい花火が打ち上がった。きれいな花火に見とれる二人。
横にホンシムの姿がないことに気づいたウォンドゥクは
「さっきは手品にだまされたが、もう引っかからない」と声をかけるが、ホンシムからの返答がない。
あたりを見回すと、道端に先ほどの花束が落ちていた。ホンシムが本当に消えてしまったことに気づいたウォンドゥクは、恐るおそる花束を拾おうとした。
と、その時、刺客が一斉にウォンドゥクを取り囲んだ。
「何者だ!」
刺客を睨みつけるウォンドゥク。
その目の前に、チャオンが現れ、こう告げた
「王宮に行かなければなりません、世子様!」
「100日の郎君様」第11話 感想 さよならウォンドゥク(涙)
都からウォンドゥクが帰って来てからというもの、日に日にホンシムとの心の距離を近づけ、幸せに暮らしていたのに・・・、ついに「庶民ウォンドゥク」にピリオドを打つ時が来てしまいました。それも突然・・。
庶民の暮らしに不慣れでホンシムに怒られてばかりだったウォンドゥクが今となっては懐かしい限りです。
鎌をうまく使うことができらず、ホンシムに呆れられました。
庶民生活の不満を、犬に聞いてもらっていたこともありました。
仕事に行っても役に立たず、問題ばかり起こしていましたが、
徐々に、頼もしい一面を見せるようになり、ホンシムとの心の距離も近くなっていきました。
とうとう王宮から迎えが来てしまいました。
王宮では、氷のように冷たい目をしていたユルが、記憶喪失になって、ホンシムやソンジュヒョンの人々と時間を共にする中で、こんなに優しい表情をするようになったのに。
ウォンドゥク&ホンシムカップル最高潮のところで、突然終止符を打つとは、さすが韓国ドラマ。
それにしても、ざっとウォンドゥクの変遷を振り返っただけでも、ぐっとくるものがあります。
世子として、物質的には何ひとつ不自由なく暮らしていたのに、全く幸せそうではなかったユル。食べるものも着るものの住むところも粗末な中でも、幸せそうだったウォンドゥク。
「記憶喪失」というありきたりの韓国ドラマの展開を用いながらも、奥深くて、考えさせられることがたくさんあり、「100日の郎君様」って、いいドラマだなあ、としみじみ・・・。
ともあれ、王宮から迎えが、しかもユルの暗殺を企てたチャオンが来てしまったので、今後またひと波乱ありそうです。
ホンシムの行方も気になるところです。