「100日の郎君様」第10話のあらすじ、ネタバレ感想をご紹介します。
「本物のウォンドゥクではない」と知ったウォンドゥクは、記憶を取り戻すために都へ。ホンシムは、もう帰ってこないかもしれないと内心覚悟を決めるが、ウォンドゥクはホンシムのもとに戻ってきて・・・
出演:ド・ギョンス(EXO D.O.)、ナム・ジヒョン、ハン・ソヒ、キム・ソンホ、キム・ジェヨン
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韓国時代劇「100日の郎君様」第10話 あらすじ
お互いの思いを通わせたウォンドゥクとホンシム。そんな二人を祝福するかのように、ソンジュヒョンに久しぶりの雨が降った。
急いで駆け込んだ小屋で雨宿りをする二人。
ホンシムは「謀反で多くの人が亡くなり、私の父もその一人だった」と、幼い身にふりかかった悲しい出来事をウォンドゥクに打ち明けた。
いつまでも降り続ける雨を見つめながら、寒そうにするホンシム。その彼女を、ウォンドゥクは「雨がやむまで」と、やさしく後ろから抱きしめた。
家に帰ってきたホンシムは、ウォンドゥクの寝床を整えていた。
「長旅で足は疲れていない?」「部屋は寒くない?」「お腹は空いていない?」と、いつになく世話を焼きたがるホンシムに、ウォンドゥクは
「お前の気持ちが理解できないわけではない。郎君である私が三日も家を空けたのだから、さぞかし恋しかっただろう。一緒にいたい気持ちはわかる。だが、ここで寝るつもりがないのなら、そろそろあっちの部屋へ行ってくれないか」と淡々と告げた。
「引き止められても行くところだったわよ」と、慌てて部屋を飛び出したホンシムは、「ついこの間まで、共寝しようと言っていたくせに」と怒りながらも、自分がウォンドゥクを強く想っていることを感じていた。
床についたウォンドゥクは、自分を襲ったムヨンの言葉を思い出していた。
「お前はもう死んで、すべての人の記憶から消え失せた人間だ。だから自分が何者か知ろうとするな。お前が生きていることがわかった瞬間、多くの人が死ぬことになる」
翌朝、ソンジュヒョンでは・・・
見張りの仕事から戻ったヨン氏は、ウォンドゥクが帰ってきたことを喜び、泣きながら彼を抱きしめた。
そんなヨン氏に、ウォンドゥクは「ありがとう、礼が遅くなったが」と、命を助けてもらった感謝の言葉を初めて口にした。
ソンジュヒョンに赴任したジェユンは、ホンシムとの再会を心待ちにしていたが、世子の「結婚命令」により、他の男と結婚したと知り、がっかりする。しかも、相手は問題ばかり起こすウォンドゥクだと聞き、ユルを恨んだ。
ウォンドゥクもまた、何かにつけてホンシムと関わりを持とうとするジェユンを快く思っていなかった。ホンシムに「嫉妬しているの?」と聞かれ、「逆の立場になって考えてみろ」と怒るが、「私は全然平気」とあっさり返される。
ある日、ジェユンは、ホンシムの「よろず承り」に、「パク令監が大切にしている犬をこっそりさらってきてほしい」との依頼をした。自分が犬を見つけたふりをして、パク令監に気に入られようというこんたんだ。
うまく犬をさらうことはできたものの、ホンシムは犬をうっかり逃してしまう。
犬を探すことを買って出たウォンドゥクは、罠を仕掛け、犬が現れるのを待つ間、ジェユンに
「権力者に取り入ることばかり考えていては、偉人になれるはずもない」
と、非難の言葉を浴びせた。その声に聞き覚えがあるジェユンだが、誰だったか思い出すことができない。
ジェユンは「パク令監に取り入ろうとしているのは、その奥に潜む巨悪を突き止めるためだ」と明かし、ウォンドゥクに「君のことが気に入った。友にならないか」と申し出た。
その頃、都では・・・
山中で倒れていたムヨンは、手下によって、再びチャオンの私邸に運ばれた。
「なぜ何度も襲撃に遭うのだ、一体何を隠している」
と、チャオンに問いつめられ、手下の一人が弓を射ったのは自白した。しかし、真実はムヨンをどこにも行かせたくない世子嬪が命令したことだった。
王宮では、チャオンに主導権を握られてばかりの王が、とうとうチャオンの暗殺を決意した。チャオンと敵対している大司諌チョン・サヨプを呼び出し、秘密裏に実行するよう命じた。
そのチャオンは、ソンジュヒョンに向かっていた。息子スジから「ソンジュヒョンから貢物を献上しに来た男が世子にそっくりだった」と聞き、ムヨンの手下を問いつめて「ソンジュヒョンに世子らしき男がいる」と吐かせたのだ。
ソンジュヒョンの役所では・・・
先日、ウォンドゥクが、パク令監に向けて矢を放った罰だとして、ジェユンとパク令監は、ウォンドゥクを「的」にして、弓射に興じていた。
ウォンドゥクは、自分のすぐ横を矢がかすめた瞬間、脳裏に「殺された医女」の記憶がよみがえり、思わず驚倒した。
ホンシムは、クンニョから「新しい県監がウォンドゥクを的にして弓を放った」と聞き、慌ててウォンドゥクを探しに行った。
途中、ジェユンと出くわし「平民の命なら、粗末に扱ってもいいと思っているのですか? どうししてひどいことをするの!」と、強い口調で非難した。
と、そこに「県監様に向かってその口の聞き方は何?」と、妓生のエウォルが現れた。
「赴任してまだ数日しか経っていないにも関わらず、妓生を呼び寄せるなんて!」
と、ホンシムはあきれた様子でその場を立ち去った。
エウォルがジェユンを訪ねて来たのは、「世子嬪が身ごもっている子は、世子の子ではないらしい」との噂を妓楼で聞いたからだった。また、王宮では「世子が生きている」という噂で持ちきりだとも伝えた。
ジェユンは「世子様が生きているはずなどない・・・」と思いつつ、机の書類に目をやった。そこにあったウォンドゥクの筆跡と、世子の筆跡がとても似ていることに、ジェユンは気づいた。
ホンシムは村中かけまわってウォンドゥクを探したが見つけることができなかった。家に戻ってみると、庭の縁台に座り、一人でわらじを編んでいるウォンドゥク。
ここ最近、ウォンドゥクの様子がおかしいと思っていたホンシムは
「一体、都で何があったの? どうして弓の的にされても黙って立っていたの? 前はそんな人じゃなかったじゃない!」
と、問いつめた。
「私は記憶を取り戻したくない。お前のそばにいたいから」
そう告白するウォンドゥクに、ホンシムは涙を流しながらに聞いた。
「兄が迎えに来たら、あなたを置いてここを離れるつもりだった。兄と私は一生、どこかで隠れて生きていかなければならない。こんな私でもよければ、一緒に来てくれる?」
ウォンドゥクは黙ってホンシムを力強く抱きしめた。
100日の郎君様 第10話感想 ド・ギョンスとナム・ジヒョンの演技がすごい件
笑いあり、感動あり、胸キュンありの「100日の郎君様」。そりゃ、韓国では視聴率がうなぎ登りだったはずですね!
視聴率10%って低すぎない?と感じますが「100日の郎君様」が放映されたのは 、非地上波。5%でもかなりの視聴率なんだとか。
ともあれ、ウォンドゥク&ホンシムカップルが素敵すぎて、もう記憶が戻らなかったらいいのに・・とすら思えますが、今度どうなるのでしょうか? 世子嬪がなぜムヨンに矢を放ったのかも気になります。子の父はムヨン? いつの間に?次回も気になります。