修学旅行で慶州にやってきたドクソン。男子校に通うソヌも同じ日程、同じ場所に修学旅行に来ています。二人は慶州で何か進展があるのでしょうか?
【恋のスケッチ〜応答せよ1988〜】第6話 あらすじ&ネタバレ感想です。
第5話のあらすじ&感想はこちら
【恋のスケッチ〜応答せよ1988〜】 第6話 一生に一度の修学旅行 あらすじ
一
緒に隠し芸大会に出ることになっていた友だちが骨折したため、出場できなくなったドクソン。何が何でも優勝賞品を手にしたいドクソンは、自分の代わりに「ゲスト」を出場させるが・・・。
一方、5浪中のジョンファンの兄、ジョンボンは、今日も勉強をせずに切手収集に夢中。しかし、この収集癖が、ジョンファン家の生活を変えるきっかけになっていたのだ。
【恋のスケッチ〜応答せよ1988〜】 第6話 一生に一度の修学旅行 ネタバレ感想
第6話の高校生たち
隠し芸大会って学芸会的レベルじゃなくて、ちゃんとプロの司会者もいて、本格的なのね。いつもクールなジョンファンがソバンチャのダンスを一生懸命踊ってる姿、ギャップがあっていいわー。ダンスが昭和チックなことはさておき。
修学旅行でドクソンとソヌのラブラインが進展するかと思いきや、ジョンファンとの絡みが多いのね。
えっ、で、なに? ジョンファンとドクソンのラブラインがスタートか!? 超接近して壁の間に隠れるジョンファンとドクソン。普段ははドクソンを女の子扱いしないジョンファンが、ドクソンの胸が自分の体にぴったり当たって、めちゃ意識してるよ。毎度、無表情のジョンファン、こんな困った顔もできるのね。かわいー
第6話の大人たち
末っ子ノウルが学校で問題を起こし、頭を抱えるイルファ母さん。てか、「彼女とのデート代を稼ごぐために」って、ノウル彼女いるの!? お姉ちゃんに叩かれて大泣きしてるのに?お父さんにアイスクリーム買ってもらって喜んでいるのに? 意外だあ。ドクソンは「ソヌのこと好き♪」って、一人ときめいてる段階なのに。
息子が学校で友だちから「半地下」呼ばわりされているのを目の当たりにしたドンイル父さん。辛いよね、自分の甲斐性のなさが原因で子どもがバカにされるのは。一人飲まずにはいられないその後ろ姿が切ない。
そして、その隣の屋台でこれまた一人酒しているソンギュンさん。昔は仲が良かったはずの同郷の友人に裏切られ、ただ静かに傷ついてお酒を飲むしかない、友だちの悪口は一言も言わないところが出来た人。
いつも切ないシーンには、イジョクが歌う「心配しないで、君」なのに、今回はチョンインゴンバージョン。しみる。
あと、今回はジョンファン家がお金持ちになった真相が明らかに。
えっ?宝くじ当たったんだ、笑。しかもジョンボンのおかげで。だからミランさんは勉強しないジョンボンに文句ひとつ言わないわけね。
部屋が一つだけのボロ屋に住んでた頃のソンギュンさんのランニングシャツと、お金持ちになってから着ているランニングシャツののびのび具合が全くもって同じだわ。大金を手にしても本人は何一つ変わらないのに、友人の自分への態度が変わったら、そりゃ傷つくよね。
第6話、高校生たちの面白ろストーリーと、両親たちの切ないストーリーが合間って、見応えあった。
さあ、次回は予告によると、とうとうジョンファンがドクソンに片思い!?気になるー
ドラマのへえー
80年代の人気アイドルグループ「ソバンチャ」のヒット曲「ゆうべの話」を踊ったソヌ、ジョンファン、ドンリョン。
なんでも、このダンスシーン撮影のために、コ・ギョンピョ、リュ・ジュンヨル、イ・ドンヒは、3ヶ月間も練習をしたそう。最初はダンスコーチが頭を抱えるほど下手くそだったとか、笑。それでも3人の中でマシだったのは、元YG練習生のコ・ギョンピョ(ソヌ役)だったんだって。
ドラマをちょっと深見
第5話で「護送バスから受刑者が脱走した」とのニュースが流れていました。(8分15秒〜)
また、第6話では「脱走犯の4人が身柄を確保された」とテレビから聞こえてくるシーンがあります。(30分58秒〜)
1988年10月、護送中に囚人12人が脱走、最後まで逃亡を続けた4人が人質を取って、民家に立てこもるという、本当にあった事件です。
当時、人質劇がテレビ中継される中、脱走犯の一人が、警察やマスコミの前で「有銭無罪 無銭有罪(金のある者は罪を逃れ、金のない者は罪が科せられる)」を訴え、大きな話題になりました。
「凶悪犯による脱走事件」と報じたマスコミが多かったのですが、実際には窃盗犯などで、殺人犯は一人もいませんでした。「70億ウォンを横領した全敬煥(全斗煥前大統領の弟)の刑期が、500万ウォンを窃盗した自分たちより短い」ことが、この脱獄事件のきっかけだったとされています。
最後まで逃走していた4人のうち、「有銭無罪 無銭有罪」と叫んだチ・ガンホンは警察の射撃により死亡。うち2人は立てこもっていた民家で自殺、後のひとりは現行犯逮捕(一番若く、未来があるからとチ・ガンホンが立てこもっていた民家に入れなかったという)された。
イルファ母さんが、テレビを見ながら「かわいそう」とつぶやいたのは、こうした背景のニュースを見ていたからでした。