「100日の郎君様」第9話のネタバレあらすじ、感想をご紹介します。
とうとうホンシムは、ウォンドゥクに「あなたは本物のウォンドゥクではない」と告げました。自分がどこの誰だかわからないと知り、ショックを受けるウォンドゥクは・・・。第9話、どんな展開になるのでしょうか!?
出演:ド・ギョンス(EXO D.O.)、ナム・ジヒョン、ハン・ソヒ、キム・ソンホ、キム・ジェヨン
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韓国時代劇「100日の郎君様」第9話 あらすじ
「何者かも分からない私に、なぜウォンドゥクだと嘘をついた?」
ウォンドゥクは、ホンシムに問うた。
「私には2つの選択肢しかなかった。百叩きの刑を受けるか、パク令監の妾になるか。だから、あなたを利用したの」
本当のことを打ち明けたホンシムは、もし望むなら今すぐ別れてもいいし、記憶が戻るまで、ここで一緒に暮らしてもいい、とウォンドゥクに告げた。
「私の気持ち、私の気持ちはどうしてくれるのだ」
そう聞くウォンドゥクに、ホンシムは返す言葉もなかった。
翌朝、ホンシムはヨン氏に「ウォンドクにすべてを話した」と伝え、薬草を取りに出かけた。
ヨン氏はウォンドゥクに「もともとお前をウォンドゥクだと嘘をついたのは私だ。ホンシムは何も悪くない」と、わびだ。
ウォンドゥクが最初に発見されたチョヌ山へ
最初に自分を発見したところへ連れて行くように言われ、ヨン氏はウォンドゥクと一緒にチョヌ山へ向かった。
山の中で、ウォンドゥクは記憶を取り戻す手がかりを見つけようとする。しかし、ヨン氏はそれを止め、
「お前を見た瞬間、何かおぞましい者に狙われている、と感じた。お前を生かしておけないと思っている人物がいるはずだ」
と、ウォンドゥクの身を案じた。
納得できないウォンドゥクは
「ホンシムもそうやって連れてきたのか?おぞましい者に狙われていると言って?」と、責めるような口調で尋ねた。するとヨン氏は、
「私の両親は、役所の倉庫にあった食料を盗んだ、と濡れ衣を着せられて殺されたんだ」と身の上話をしながら、こう続けた。
「ホンシムの父親も濡れ衣を着せられ、そのせいで一家全員が皆殺しにされた。何の罪もない幼子を見殺しにするなんて私にはできなかった。だから助けたんだ。そしてお前を見たときにも同じ感情を覚えた」
ホンシムとウォンドゥクを本当の家族のように思っているヨン氏は
「これからもお前たちが一緒に暮らしてほしいと願っている」
と、ウォンドゥクに伝えた。
ウォンドゥクはホンシムに・・・
家に戻ったウォンドゥクは、ホンシムに確認した。
「私がお前に一目惚れしたこと、桜の木の下で結婚を申し込んだこと、これは一体誰との思い出なのだ? もしかして本物のウォンドゥク?」
ホンシムは、幼い頃のユルとの思い出だとは言えるはずもなく、口ごもりながら「作り話だった」と答えると、
「では、水車小屋は?」と、今度は夜を共に過ごしたと嘘をついたことについて追及された。
それも作り話で、本物のウォンドゥクとは会ったこともないと伝えると、ウォンドゥクはどこかほっとした表情で、ホンシムにこう告げた。
「この結婚、始めたのはお前だが、終わりは私が決める。私が終わらせるまでは、お前は私の妻で、私はお前の郎君だ」
都の妓楼では・・・
ジェユンの送別会が開かれていた。不正が暴かれ、捕らえられたチョ・ブヨンの後任として、ソンジュヒョンの県監に着任することになったのだ。
ジェユンは、顔なじみの妓生エウォルに、
「左議政がここを訪れたら、誰とどんな会話をしていたか教えてほしい」
と、頼んで妓楼を後にした。そして山奥に住む老医のもとを訪ねた。
小屋には、チャオンに首を切られ、瀕死の状態だったヤン内官が横たわっている。
ジェユンは「なんとしても命を助けてほしい」と、医師に頼んだ。
ソンジュヒョンにやって来たジェユン
ソンジュヒョンの県監として赴任したジェユンの初仕事は、チョ県監の不正を暴くことに貢献したウォンドゥクに、王からの贈り物「絹の反物」を授けることだった。
ユルとジェユンは久しぶりに対面したが、一人は記憶喪失、一人は失顔症のため、双方とも相手のことに気づかなかった。
反物を家に持ち帰ったウォンドゥクは、ホンシムに
「これを売った金で、マチルに借金を返してほしい」
と頼み、「記憶を取り戻すために都へ行ってくる」と、出かけて行った。
ホンシムはウォンドゥクを見送りながら、彼はもう戻ってこないかもしれないと、心の中で思っていた。
ウォンドゥク、都へ到着
献上品を届ける使いとして、クドルと一緒に王宮へやってきたウォンドゥクは、内禁衛の顔に見覚えがあるような気がして、後を追った。
しかし、あやしい者が王宮内をうろうろとしていると、兵士に捕らえられそうになるが、間一髪のところで、クドルに連れ戻された。
そこにたまたま、チャオンの息子スジが通りかかる。庶民の格好をしているが、ユルにそっくりなウォンドゥクの姿を不思議に思ったスジは、父にこのことを話すべきか迷っているところに、ムヨンが現れた。
何者かに矢を打たれたムヨンは、チャオンの邸宅で療養していたのだ。
「王宮で世子様にそっくりな男を見た」と、スジから聞かされたムヨンは、傷を負ったまま、急いでウォンドゥクを探しに行く。
市場でウォンドゥクを見つけたムヨンは後をつけ、山道に入ったところで剣を抜いた。しかし、ウォンドゥクは華麗な武芸で、襲いかかるムヨンから剣を奪い取った。
そして、「お前は私は誰だか知っているんだろう。答えろ、私は誰なんだ」と、剣を突きつけた。
その頃、ホンシムは・・・
ホンシムは、都から帰って来たばかりのクドルと道端でばったり出会った。
「ウォンドゥクはもう少し都にいるそうだ」
と、聞いたホンシムは、やはりウォンドゥクは、もうここには戻ってこないのだ、と心のどこかで確信を持つ。
嘘の結婚だったのに・・・、本当の郎君様じゃないのに・・・、どうしてこんなに胸が痛むのだろう・・・
心にぽっかり穴が空いたような気分で、あてもなく歩くホンシム。
すると目の前に、ウォンドゥクが現れた。
「もう帰ってこないかと思った。記憶は戻ったの? 記憶を取り戻したら、もうここには戻ってこないと思っていたのに」
そう言うホンシムに近づいたウォンドゥクは、何も言わないまま、ホンシムの両頬にやさしく手を置き、キスをした。
100日の郎君様 第9話 感想 美しすぎるキスシーン
「あなたのことを利用した」なんて言われたら、そりゃ傷つくでしょう・・・。心が通わせはじめたところだったのに。
一方、ウォンドゥクを大事に思うからこそ、本当のことを打ち明けたホンシム。正義感が強くて、正直な彼女らしい選択だと思ったよ
ド・ギョンスとナム・ジヒョンのキスシーン
今回、なんとド・ギョンスはキスシーン初挑戦だったとか。
どこかのバラエティ番組(「知ってるお兄さん」だったかな?)で、「ギョンスはキスが上手い」とEXOのメンバーにからかわれていましたが、完璧なシーンでした。