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「パラサイト 半地下の家族」ネタバレなし解説 豪邸の家政婦は見ていた

アカデミー作品賞、監督賞、国際長編映画賞、脚本賞の四冠を達成した、鬼才ポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」。

見終わった後、圧倒されてしばらく立ち上がることができないほど、よくできた映画なので、ぜひ観ていただきたいです。

映画ファンだけでなく、起業されている方や、ご自身で情報発信されている方にもおすすめしたいです。インスパイアされること間違いなしです!

どこがどんな風に素晴らしいのか、熱く語りたいところですが、「絶対ネタバレしないように」と、監督からのお願いが、映画館に張り出されているので、書くわけにはいきません。

確かに、ネタバレすると、映画の面白みが激減してしまいます。
なので、ネタバレ一切なしで、映画を面白く観るための解説をしたいと思います。

 

「パラサイト 半地下の家族」解説1 高台の豪邸

「パラサイト 半地下の家族」には、高台の豪邸が登場します。

ソウルの高級住宅街といえば、芸能人がたくさん住んでいる江南(カンナム)が有名ですが、ここは高級マンションが多いエリア。

ソウルで、青々とした芝生が広がる豪邸が建ち並ぶのは、城北洞(ソンブクドン)や平倉洞(ピョンチャンドン)というエリアです。

耳馴染みのない地名かもしれません。それもそのはず、公共交通を使うと、めちゃくちゃアクセスが不便な上、住宅街なので、ガイドブックには、あまり載っていません。

位置的には、観光スポットの景福宮や三清洞の北側。北漢山のふもとで、とにかく坂が多い場所です。

出典 「パラサイト 半地下の家族」公式

 

公共交通を使うと、最寄りのバス停から、こんな急な上り坂を延々と20分ほど、歩かなければなりません。 地下鉄の駅からはさらに遠くて、本当に不便です。

この辺りに住んでいる人は、運転手付きの車があるので、駅からのアクセスなんぞ、関係ないと思いますが。

さて、
そんな城北洞の豪邸のお値段とはいかほどでしょうか?

不動産屋さんによると、中腹あたりに位置する家で

広さ500平米から600平米で
約80億から90億W(約8億円から9億円)

だとか。

家の値段は、高台になればなるほど上がっていき、
良い物件は、VIPにしか公開しない(売らない)とか。

ちなみに、
ソウルで最も半地下住宅が多い冠岳区の

新築ワンルームの半地下(約20平米)は
1ヶ月の家賃が40万W(約4万円)です。

規模も値段も、半地下住宅とは比べものになりません。

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「パラサイト 半地下の家族」解説2 豪邸の家庭教師とお手伝いさん

映画の中で、半地下住宅で暮らす一家の長男ギウが、高台の豪邸へ家庭教師に行くシーンがあるのですが、それを見て、10年前のとあることを思い出しました。

私の友人C君も大学生の頃、高台の豪邸で家庭教師をしていました。彼は、城北洞の豪邸ではなく、隣の平倉洞に通っていましたが。

平倉洞は、一流の美術館やギャラリーがあり、財を成したアート界の巨匠たちが住んでいる、というイメージです。まあ、城北洞も平倉洞も、豪邸が立ち並び、急な坂の上に位置しているという点では変わりません。

幼い頃に、日米韓で暮らした経験があるトリリンガルのC君は、豪邸に住む高校2年生の娘さんに英語と日本語を教えていました。

語学の感覚を身につけるために、実際にネイティブと話す機会を与えたい、ということで、何度か彼に連れられ、私も彼女の日本語レッスンに参加したことがあります。

出典 「パラサイト 半地下の家族」公式

 

こんな坂を上って、彼女が待つ家に行きました。
このシーンを見た瞬間、思わずあの日の私!?と思ったほどです。

いや、実はこれ、ポン・ジュノ監督の経験からくるシーンだそうです。

彼も大学生の頃、こんな坂の上にある豪邸で、家庭教師のアルバイトをしていたのだとか。

それはさておき、C君に連れられて訪れたお宅は、私の背(160センチ)の倍ほどある巨大な門をくぐり、素敵な庭園を通って、やっと玄関にたどりつきました。

出迎えてくれたのは、チワワを抱いた奥様と高校2年生のJちゃん。奥様といってもギラギラ感ゼロの小柄で上品な方でした。

広々とした玄関ホールの脇の階段を上って2階へ行き、廊下を進んだ先にあるJちゃんの部屋には、本棚と勉強机、そして宮崎アニメグッズ陳列棚がありました。そう、彼女は宮崎アニメの大ファンでした。

ちなみに寝室は別にあると言っていました。

目がくりっとしたとてもかわいい女の子で、パラサイトのダヘに、何となく似ているような・・・

出典 映画「パラサイト 半地下の家族」公式

 

このJちゃんの家にも、映画同様、住み込みのお手伝いさんがいました。

年の頃は50代後半から60代前半といったところ。穏やかそうな雰囲気で、とても感じの良い方でした。

この辺りの住宅には、必ず家政婦さんがいるのだそう。それも一人とは限らず、数人いるお宅もざらだとか。

Jちゃん家のお手伝いさんは、レッスンの度に、お茶やフルーツを台所から運んで来てくれました。

ある日のこと、
Jちゃんとのレッスンが長引き、夜の10時を過ぎたことがありました。階段を下りていくと・・・、

その日の仕事を終えたお手伝いさんが、テレビを見ていたのです。

玄関ホール脇の階段のすぐ下の、

それはそれは小さな2畳くらいの部屋のせんべい布団の上で

テレビの上に化粧品のビンがいくつか並んでいたので、たぶん、そこがお手伝いさんのお部屋なのでしょう。

Jちゃん家を訪れると、お手伝いさんはいつも台所に立っていたので、気にも留めていませんでしが、大豪邸の玄関ホールよりも狭い部屋で、彼女は寝起きしていたのです。

さて、大変、長いフリでしたが、「パラサイト 半地下の家族」を見て、この時のお手伝いさんの姿と、あの時感じたなんとも言えない不条理さに似た感覚を久しぶりに思い出しました。

最初、思いっきり笑わせておいて、途中から、こうした人の心の奥底に眠っていたものをコツンコツンと突いてきます。とにかくすごい映画でした。

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